ソフトバンクと同社子会社のガンホー・オンライン・エンターテイメントは、スマートフォン向け人気ゲームを手がけているフィンランドの Supercell(スーパーセル)を共同で買収し、ソフトバンクの子会社にすると発表した。買収金額は15億3,000万ドル(約1,515 億円)。取引は10月下旬から11月上旬に完了する見通し。

Supercell は、スマートフォン向けゲーム事業を展開する企業。配信した iOS 版ゲーム「Clash of Clans」と「Hay Day」は、App Store のトップセールスランキングにおいて137か国と96か国で1位を獲得。また、2013年2月から8月にかけて、App Store のゲーム カテゴリにおける売上で世界1位だったという。資本金は250万ユーロ(約3億3,200万円)。2012年12月期の決算は、売上高が7,835万8,000ユーロ(約104億円)、営業利益が3,921万ユーロ(約52億円)、純利益は2,996万3,000ユーロ(約40億円)。

ソフトバンクとガンホーは、まず買収主体となる特別目的会社(SPC)をフィンランドに設立し、同 SPC を通じて Supercell の株式2,115万7,874株を取得する。これにより、同 SPC の議決権所有割合は51%となる。

買収後、Supercell の CEO は現在の CEO である Ilkka Paananen 氏が引き続き務める。Supercell の取締役会は取締役5名で構成し、ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏、同社財務部投資企画グループ グループマネージャーの仁木勝雅氏、ガンホー代表取締役会長の孫泰蔵氏、Paananen 氏、Supercell プロダクト・リードの Mikko Kodisoja 氏が就任する予定。