米国 Red Hat は10月1日、Red Hat Enterpriser Linux(RHEL)5.10 をリリース。RHEL 5 ブランチを利用する顧客に対して、アップデートされた My SQL 5.5 と Satellite 5.6 サーバー管理ソリューションを提供した。

Red Hat、RHEL 5.10 をリリース ― MySQL 5.5 を提供
RHEL 5 は2007年に最初にリリースされたブランチであり、Red Hat による 最先端の Linux 製品とはもはや呼べないものだ。だが Red Hat は RHEL 5 シリーズを、同社による10年間サポートの一環として、定期的にアップデートし続けている。前バージョンである RHEL 5.9 は今年の1月にリリースされた。

Red Hat のプラットフォーム製品管理担当上級マネージャーである Ron Pacheco 氏は RHEL 5 ブランチについて次のように説明した。

「RHEL 5 は、同プラットフォームのミッションクリティカルな配備に対して安定性を提供する『運用フェーズ 2』の段階にある。このフェーズでは、Red Hat は主にクリティカルおよび重要なセキュリティアップデートや、緊急性の高いバグフィックスを提供する」

つまり、運用フェーズ 2では通常、新機能の追加は行われないということだ。Red Hat は現在、2010年に登場した RHEL 6.x 製品に対して新機能の追加を実施している。

だが今回、Red Hat は RHEL 5.x の顧客に対して、MySQL データベースサーバーのアップデートを決めた。

「Red Hat は、RHEL 5 の顧客の同プラットフォームに対する投資を保護するため、MySQL 5.0x を MySQL 5.5 にアップデートすることにした。MySQL 5.5 は、RHEL 5.10 開発期間に入手できた最も安定したバージョンだった」

Satellite

Red Hat はまた、RHEL 5.10 で Satellite システム管理ソリューションもアップデートした。この Satellite 5.6 ソリューションは、RHEL 5.x および 6.x ブランチの両方で動作可能だ。

Red Hat の Satellite  エンジニアである Cliff Perry 氏は eWeek に対し、「Red Hat Satellite 5.6 は、引き続き Spacewalk オープンソースプロジェクトをベースにしている」と説明した。

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、eWeek および InternetNews.com の主任編集者。
(この記事は、10月1日付け英文記事の抄訳です)