Groupon は、米国の共同購入型購入サイトを運営する会社で、それ以前から米国人の生活に広く浸透していたクーポンをインターネットビジネスとして拡大、グローバルに展開している。

同社は、2008年にシカゴで創業し、2011年11月には NASDAQ に上場。2013年2月には、創業者の Andrew Mason 氏が業績不振のため CEO を解任され、8月に新 CEO として共同創業者の Eric Lefkofsky 氏が就任した。

同時期に日本法人グルーポン・ジャパンの CEO も交替、新たにアマゾン・ジャパン出身の根本 啓氏が就任した。

グルーポン・ジャパンに入ったきっかけは Facebook、新 CEO 根本氏
根本 啓氏

そこで今回は、新 CEO 根本氏に、グルーポン・ジャパンの今後について伺った。

グルーポン・ジャパンの CEO の交替について、根本氏は、米国 Groupon の CEO 交替との関連性を否定、グルーポン・ジャパンが創業して約3年経過した現在、今後一段とグローバル企業として各国の Groupon との連携を深めるためだ、と語った。

ところで、根本氏は5月半ばにグルーポン・ジャパンに入社しているが、この時点ですでに CEO に就任することは予定されていた。面白いのは、氏の入社のきっかけである。Groupon に所属する根本氏の友人がたまたま来日した際、会うきっかけを作ったのが Facebook だという。

グルーポン・ジャパンの CEO として、今後やるべきことについて、根本氏は、これまでと本質的には変わらない、という。ただ、注力したいことが3つあるとして、「品ぞろえの強化」「ストレスのかからないシンプルなサービス」「社内体制の改善」をあげた。

「品ぞろえの強化」については、単に数を増やすだけではなく、同時に質も向上させたいそうだ。つまり、ユーザーがまた喜んで行きたいと考えるようなものを増やしていく。

「ストレスのかからないシンプルなサービス」とは、ネットサービスにありがちな使い勝手の悪いプロセスを避け、ユーザーがクーポンを見つけて消費するまでサービスがスムーズに進むようにすることだ。

そして、「社内体制の改善」を行い、この2点をもっとも効果的に実現できる体制を作っていきたい、と語った。