LINE は、無料メッセージ/通話サービス「LINE」を機能強化し、2013年秋よりビデオ通話が行えるようにすると発表した。さらに、LINE と連携する新サービスとして、音楽配信サービス「LINE MUSIC」、スマートフォン向け通販/商品売買サービス「LINE MALL」、LINE 用コンテンツ販売サイト「LINE Web Store」を開始する計画も明らかにした。

ビデオ通話機能は、iPhone などの iOS デバイスと Android 端末、Windows パソコン、Mac のあいだでビデオ通話を利用可能とするもの。既存の音声通話機能およびトーク(メッセージ交換)機能と同様、料金は無料。2013年秋より、全世界のユーザーに対して提供していく予定。

LINE、ビデオ通話/音楽配信/通販サービスを開始へ、年内に3億ユーザー超を目指す
ビデオ通話機能(Video call)

LINE MUSIC は、LINE アプリケーション内でさまざまな楽曲を楽しめる音楽配信サービス。購入した楽曲は、LINE 内の友達と共有できる。2013年内に日本のユーザー向けサービスを開始し、その後ほかの地域でも提供していく。

LINE MUSIC
LINE MUSIC

LINE MALL は、商品の購入や販売にかかわるすべての作業をスマートフォンのアプリケーション内だけで行えるようにする EC サービス。2013年秋に日本国内で開始する。

LINE MALL
LINE MALL

LINE Web Store は、これまでスマートフォン用アプリケーションを通じて App Store/Google Play でのみ購入可能だった LINE 用スタンプや「LINE GAME」用アイテムを、パソコンおよびスマートフォンの Web ブラウザから購入できるようにする Web サイト。従来のアプリケーション内決済だけでなく、クレジットカード、PayPal、キャリア決済、電子マネー、プリペイドカードなど、多様な決算手段が使えるようになる。日本および台湾向けのサービスを2013年9月に開始し、対象地域を順次増やしていく。日本では、プリペイドカードをセブン-イレブンで9月30日より、ファミリーマートで10月1日より、ローソンで10月15日より順次販売する。

LINE Web Store
LINE Web Store

なお、LINE はこれら新機能/サービスを発表したカンファレンス「Hello, Friends in Tokyo 2013」の場で、現在 LINE のユーザー数が2億3000万人以上おり、1日当たり70億件のメッセージがやり取りされていることも発表した。ユーザー数が2億人を超えたのは7月21日で、増加ペースが落ちていない。同社は、2013年中に世界3億ユーザー突破を目指している。

また、8月8日に発表した2013年第2四半期決算によると、LINE 事業の売上高は97億7,000万円で、前期の58億2,000万円に比べ約66.9%の増収。売上高の内訳は、約53%がゲーム課金、約27%がスタンプ課金。そのほかに、公式アカウントやスポンサード スタンプによる収入がある。

LINE 事業の売上高推移
LINE 事業の売上高推移