NEC は、インドネシア最大の通信事業者「PT Telekomunikasi Indonesia, tbk(PT Telkom)」から、ニューギニア島のインドネシア領・西パプア州及びパプア州を結ぶ光海底ケーブルシステム「Papua Cable System」を受注したと発表した。完成は2014年末を予定している。

NEC、インドネシア国内の光海底ケーブルシステムを受注
ケーブル敷設ルート

同ケーブルは、西パプア州及びパプア州の計8都市に陸揚げし、総延長は約2,000キロメートルになる。毎秒40Gbps 及び毎秒100Gbps の光波長多重方式に対応しており、PT Telkom が推進しているインドネシア国内光ネットワーク化プロジェクトの一環として敷設される。

インドネシアは大小あわせて約1万7,500もの島々から成るため、同国の通信回線は海底ケーブルが活用されているという。今回の受注は、ニューギニア島に敷設される初めての光海底ケーブルであり、同地域におけるデータトラフィックの増加に対応すると共に、デジタルデバイドの解消に貢献するとしている。

NEC は、2002年11月にタイ、インドネシア、シンガポールを結ぶ TIS 海底ケーブル、2004年にインドネシア・マレーシア間を結ぶ DMCS 海底ケーブル、2005年にインドネシア国内を結ぶ JASUKA 海底ケーブル、2008年にシンガポールとインドネシアを結ぶ JAKABARE 海底ケーブルを相次いで受注し、完成させている。

NEC は今後も、海底ケーブルシステムを含めた通信インフラ整備事業をグローバルに拡大していくとしている。