ニコンは、日本網膜研究所と株式引き受け契約を締結した。ニコンは、日本網膜研究所に5億円を出資し、コア技術である光学および画像技術を、日本網膜研究所が取り組んでいる人工多能性幹細胞(iPS 細胞)を利用した再生医療に提供していく。

日本網膜研究所は、理化学研究所認定のベンチャー企業で、iPS 細胞から分化誘導した網膜色素上皮細胞移植による、加齢黄斑変性の新たな治療法の開発を目指している。また、この治療法から派生して、視細胞移植、網膜再生薬、検査法開発などで、難治性網膜疾患の治療法を模索している。

ニコンの光学/画像技術は、iPS 細胞由来の網膜色素上皮細胞の製造工程における品質/安全評価の基準作りなどに利用されるという。