米国 Apple は、カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の開発者向け会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)2013」(6月10日から14日)において、音楽ストリーミング配信サービス「iTunes Radio」を2013年秋に開始すると発表した。ラジオ放送のように音声コマーシャルが流れる無料サービスだが、有料クラウド音楽サービス「iTunes Match」(年額24.99ドル)の契約者は広告を聴くことなく音楽が楽しめる。

Apple、無料の“ラジオ局風”音楽ストリーミング配信サービス「iTunes Radio」を発表
iTunes Radio の画面例

iTunes Radio は、iPhone/iPad/iPod touch、Apple TV、Mac、Windows パソコンで利用可能な、仮想“ラジオ放送”サービス。Apple が選んだ音楽や特定ジャンルの音楽を配信する“ラジオ局”に加え、ユーザーが「iTunes」で聴いたり「iTunes Store」で購入したりした音楽をベースに自動カスタマイズされるラジオ局も用意する。ジャンルや楽曲、アーチストを検索すると、それに応じたラジオ局も生成される。配信中の曲が気に入ったら、その場で購入することも可能。

音声アシスタント機能「Siri」にも対応しており、音声コマンドで再生一時停止や曲飛ばし、ダウンロード用ウィッシュリストへの登録が行える。曲の演奏者を尋ねたり、似たタイプの曲を要求したりするといった操作もできる。

なお、Apple は WWDC の場で iOS の最新版「iOS 7」、Mac OS X の最新版「Mavericks」、新型「MacBook Air」「Mac Pro」なども発表している。

WWDC で発表した新型 Mac Pro
WWDC で発表した新型 Mac Pro