ドイツ SAP は、高度道路交通システムの開発をテーマに、中国政府との戦略的な提携に着手する計画だ。提携により、今後数十年間で急速な拡大が予想される中国都市部の交通管理を支援する。

SAP とチャイナ ハイウェイ グループは、輸送通信向け統合ソリューションの研究と、高度道路交通システムの開発について、広範な提携に着手する計画。そこでは、SAP HANA プラットフォームで強化された SAP のビッグデータ向けソフトウェアソリューションや、クラウドコンピューティング、モバイルコンピューティングが活用される。

SAP のエグゼクティブボードメンバーである Gerd Oswald 氏は、中国の李克強首相がドイツを訪問した際にベルリンで会合、それぞれの提携内容についてのさらなる検討で合意に達した。

Oswald 氏は次のように述べている。

「中国の都市部人口は、今後2025年までの間に4億人以上増加すると予想されており、都市化は最大の課題の1つとなっている。公共交通の高度な管理は、中国の持続可能な経済成長と社会経済の長期発展を推進するうえで、欠かせないものだ。そのため、中国政府との広範囲かつ戦略的な提携計画を通じ、高度道路交通システムを開発することで、「RUN BETTER」な世界の実現と、人々の生活の向上を支援できることを非常に嬉しく思う。今回の提携により、中国は、ビッグデータ分析や予測分析を実現する SAP の先進技術と、モバイルコンピューティング、クラウドベースのソリューションを活用することで、持続可能な成長の次なる段階を乗り切ることができるはずだ」

SAP HANA 中国へ、都市部の道路交通管理システム開発で中国政府と協力
SAP トップページ