日本 IBM と大成建設は、建物の設計情報と資材や系統などの設備情報を一元管理することで、運用管理コストを10%から20%ほど削減できると実証した。3次元の建物情報やその属性情報をデータ化した「BIM」(ビルディング インフォメーション モデリング)と、設備保全管理ソフトウェア「IBM Maximo」を連携させる実証実験を行い、この結果を得た。

建築費100億円のビルを想定した場合、保全修繕改良費(想定)320億円の約13%である約41億円の削減効果を見込めるという。

日本 IBM の大阪ビル(1974年竣工、地上12階/地下4階)の図面による設計情報を BIM データとして作成し、IBM Maximo と連携させた。これにより、設計段階から保全段階までを包含する整備された設計台帳を作成できるようになった。修繕の際、設備機器や設置場所の特定がしやすく、保全業務の生産性向上や耐用年数/使用状況に基づいた機器の交換/延命などの効果を期待できるという。