コンサルティング会社のアクセンチュアは、国の総合特別区域制度に基づき東京都内に指定された「アジアヘッドクォーター特区」において、外国企業の発掘やそれら企業の業務統括/研究開発などを行う高付加価値拠点を誘致する事業を、東京都から受託した。

「アジアヘッドクォーター特区」とは、2011年に国により国際戦略総合特別区域に指定された地域。東京の中心部を対象に、大胆な規制緩和や手厚い税制/財政/金融支援を実施することで、外国企業を積極的に誘致し、東京の国際競争力を高め、アジアのヘッドクォーターとしての地位を確立する取り組みだ。東京都では2016年までに同特区にアジア地域の業務統括拠点、研究開発拠点50社を含む、外国企業500社を誘致することを目標にしている。

東京都が新たな外国企業誘致プロジェクトを実施するエリアとしては、以下の地図の場所が挙げられる。

アクセンチュア−東京都から「アジアヘッドクォーター特区」への外国企業発掘/誘致事業を受託
「アジアヘッドクォーター」特区対象地域

同特区に進出する外国企業が享受できる支援政策は、アクセンチュアによる無償コンサルティングサービスのほかにも、東京都からの補助金制度や、地方税など税制の優遇制度、三菱地所が受託した「ビジネスコンシェルジュ」による生活面でのワンストップサービス、英語で学べる学校の整備など、幅広い分野にわたっている。
 
また特区エリア内では、耐震機能に加え、自立型発電システムによる安定した電力供給機能などを備えた高機能オフィスビルなどの提供が計画されており、懸念される災害面での支援も同時に行われる予定だ。