フリービットと北京の家電大手 aigo Digital Technology の戦略的合弁会社である Smart Cloud が、フリービットの中国での提携企業である BII と連携、中国政府から認定を受けたチャイナテレコム(CTG)の IPv6 プロジェクトを受託した。
フリービット中国合弁 Smart Cloud、中国政府認定 IPv6 プロジェクトを受託
IPv6 プロジェクトの概要

2012年2月、中国の国家発展改革委員会技術産業司が公布した「次世代のネットワーク技術の開発、産業化及び商用化プロジェクトの実施に関する通知」で、以降10年間での次世代インターネットのコア技術となる IPv6 化が、中国インターネットの発展に大きな影響を及ぼすことを示唆するロードマップが示された。

さらに、2012年6月、「継続的成長可能な次世代インテリジェントネットワーク(IN)の構築プロジェクト」に CTG が国家発展改革委員会から正式に認定されたことを、中国政府が発表した。

Smart Cloud は、IPv6 コア技術の運用実績とプロダクト開発力が評価され、CTG が主動する「IPv6 次世代 IN アーキテクチャーの研究」のパートナーに認定された BII と連携、このプロジェクトの一部を受託することとなった。

IN とは、ネットワークが受け持つデータの伝送/交換機能と、ノードの制御機能を分離させ、より効率的で高速なサービスを提供するネットワークアーキテクチャ。これを次世代インターネットの標準プロトコル IPv6 に対応させ、さらにクラウドアプリケーションが動作できるようにするのが、IPv6 次世代 IN 対応のスマートクラウドサービスプラットフォーム。

Smart Cloud は2010年の設立で、2010年12月には、SDN 技術で携帯をクラウド化(インターネットプロトコル経由で携帯にアクセス可能に)する「筋斗雲携帯」を中国国内でリリース、その技術はソニーエリクソン(2011年8月時点)製「W8 Walkman」にも「Share Moments」として搭載され、インドでも販売された。

また、Smart Cloud のクラウド技術は、aigo がクラウド戦略の基礎技術として、コンシューマー機器製品で利用してきた。

現在中国では、20〜35歳のアクティブなインターネットユーザーが、オンラインストレージサービスや写真共有サービス、動画共有サービスに強い関心を寄せているという。

Smart Cloud が開発した「SCSP」と連携した次世代 IN アーキテクチャを利用すると、従来の同様のアプリケーションより優れた通信速度を得られるので、より精度の高いサービスが可能になる。