ブラザー工業と米国 Eastman Kodak は、ブラザーによる Kodak のドキュメント イメージング(DI:Document Imaging)事業買収に向けた資産譲渡契約を締結した。ブラザーは、同事業の関連資産を総額およそ2億1,000万ドルの現金を支払って取得する計画。両社は買収条件で合意に至っており、米国破産裁判所による承認などを待って買収を実施する。今後、4月に裁判所の審理を受け、6月に承認を得て、2013年度上期中に手続きを完了させたいという。

ブラザー、事業再建を目指す Kodak からドキュメント イメージング事業買収か
ブラザーが名門 Kodak を買収するか

Kodak の DI 事業は、主にハイエンドのドキュメント スキャナやスキャナ用ソフトウェアを手がけるとともに、テクニカル サービスなどを世界展開している。ブラザーは同事業を買収することで、複合機/スキャナのラインナップ拡充、小規模から大規模までさまざまなオフィス環境への対応を実現できると見込む。さらに、関連市場における地位を世界レベルで強化する考え。

なお、Kodak は2012年1月に米連邦破産法11条(日本の会社更生法に相当)の適用を申し立て、事業再建を目指している。ブラザーによる買収が確定するまでには、裁判所の承認と、裁判所による公開入札を経る必要がある。