2014年4月8日、米国 Microsoft は Windows XP のサポートを終了する。だが、期限までにシステムを Windows 7 または 8 にアップグレードできない企業も多数でてくるだろう。これに対応するため、Microsoft は米国で、Windows XP から Widows 8 Pro へのアップグレードする中小企業向けの、ディスカウントサービスを提供すると発表した。

Computerworld はこの件を次のように伝えた。

「Microsoft は4月8日、Windows XP ユーザーをターゲットとした新たなプロモーションを開始した。対象となるのは、Windows XP と Office 2003 を使用している中小企業だ。Office 2003 も Windows XP 同様、2014年4月8日でサポート終了となる。これら顧客は、Windows 8 Pro と Office 2013 Standard を15%引きで購入できる。≪中略≫このプロモーションは、6月30日まで継続される」

Windows XP のサポート終了まであと1年 ― Microsoft、米国で Windows 8 へアップグレードする中小企業向けディスカウントサービスを開始

ZDNet は、Windows XP のシェアが依然高いことを指摘している。

「Microsoft は1年後、Windows XP のサポートを、有償、無償ともに終了する。だが、相当数の企業で、依然 Windows XP が稼働しているのは事実だ。Net Applications の最新のデータによれば、全デスクトップ OS 中、Windows XP はいまだに38.7%のシェアを維持している。これに対し、Windows Vista のシェアは5%、Windows 8 は3.2%に留まっている。デスクトップ OS で最も大きなシェアを獲得しているのは Windows 7 で、44.7%となっている」

デスクトップ OS シェア(出典:Net Applications)
デスクトップ OS シェア(出典:Net Applications)

Wall Street Journal は、Windows XP のシェアが高い理由を解説している。

「多くの企業がアップグレードをためらっている。これら企業は、Windows XP 向けに開発されたアプリケーションを利用しているためだ。新しい OS 向けにアプリケーションを書き直すには、時間とコストがかかる。企業向けアプリケーションの新 OS への移行を手助けする Browsium 社長の Gary Schare 氏は、この件について次のように述べている。

『最新のハードウェア上で Windows XP を稼働させている企業は非常に多い。これらの企業は、OS をアップグレードするか、Microsoft による非常に高価なカスタムサポートを購入するか、早急にどちらかを選択しなければならない』」