米国 Amazon.com は、2012年第4四半期の決算を2013年1月29日に発表した。売上高は212億7,000万ドルで前年同期の174億3,000万ドルに比べ22%の増収。純利益は9,700万ドルで、前年同期の1億7,700万ドルから45%も減っている。希薄化後の1株当たり利益(EPS)は、当期が0.21ドル、前年同期が0.38ドル。営業利益は4億500万ドル(前年同期は2億6,000万ドル)だった。

現在の状況について、Amazon.com の CEO である Jeff Bezos 氏は「我々はまさに今、転換期に立ち会っているのだ」と述べる。そして「5年後に当社の電子書籍事業は数十億ドル規模に急拡大する。ちなみに2012年は約70%も成長した」と発言し、電子書籍ビジネスの成長を予測している。一方、2012年12月の紙版書籍の販売が12月としては同社史上最低の前年同月比5%増という成長率にとどまったことを明らかにした。

2012年通期の業績は、売上高が610億9,000万ドル(前年の480億8,000万ドルに比べ27%増)。純損益は、2012年が損失3,900万ドル(希薄化後1株当たり損失は0.09ドル)で、2011年が利益6億3,100万ドル(希薄化後1株当たり利益は1.37ドル)。営業利益は6億7,600万ドル(前年の8億6,200万ドルに比べ22%減)。

また2013年第1四半期の業績については、売上高を150億ドルから166億ドル(前年同期比14%増から26%増)の範囲と見込む。営業損益は損失2億8,500万ドルから利益6,500万ドル(前年同期は利益1億9,200万ドル)の範囲と予測している。