米国 Red Hat は1月22日、ManageIQ の1億400万ドルによる買収を完了したと公表した。Red Hat は同社の買収を2012年12月に発表していた。

Red Hat、ManageIQ の買収を完了− CloudForms との統合によりハイブリッドクラウド管理を強化
買収の完了を受け、Red Hat は ManageIQ の統合計画を発表した。そのロードマップには、ManageIQ 製品のオープンソース化、および Red Hat の CloudForms プラットフォームへの統合が含まれている。 Red Hat のクラウドビジネス部門担当 GM である Bryan Che 氏は次のように述べた。

「Red Hat は ManageIQ の買収に1億400万ドルを費やした。だが我々は ManageIQ のコードを Red Hat だけの資産にするつもりはない。オープンソースこそが我々の顧客に力を与えるものだと信じているからだ。Red Hat は、ManageIQ の技術と資産をオープンソース化することを約束する」

Che 氏によれば、ManageIQ は当面は単独の製品として提供されるが、将来的には CloudForms の一部となり、単独の製品として提供されることはなくなるという。現段階では、同技術は統合プロセスの初期段階にあるため、統合された製品の出荷日程などは明らかにされていない。

統合された CloudForms ManageIQ では、異なるクラウドベンダーが提供する異なる技術が混在するハイブリッドクラウドの管理が可能となるという。

だが、Cloudforms はすでに、ハイブリッドクラウドの構築と管理に対して洗練された機能を提供している。CloudForms のキーとなるコンポーネントは、Apache Deltacloud オープンソースプロジェクト。これが大規模なコンピューティング機能の統合を論理クラウドに対して提供可能にしているのだ。

Che 氏は、CloudForms と ManageIQ はどちらもクラウド管理技術だが、その機能に重なる部分はほとんどないことを強調した。

「ManageIQ は、仮想化やクラウドインフラの管理における、モニタリング、オーケストレーション、アナリティクス、課金といった機能にフォーカスしている。これらはどれも、Red Hat が CloudForms に実装してこなかった機能だ」

一方 CloudForms は、ハイブリッドクラウドインフラの管理や、キャパシティの集約にフォーカスをしている。

「2つの製品の統合は、理想的な組み合わせと言える。CloudForms と ManageIQ は、まったく異なった分野にフォーカスした技術だからだ」

Sean Michael Kerner
Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。