米メディア Fortune は1月17日、2013年版の「働きがいのある企業トップ100」を公表。Google をもっとも働きがいのある企業に選出した。Google が選ばれるのは、2年連続4回目。

2013年版のランキングでは、IT 関連企業としては2位に SAS、6位に NetApp、9位に Ultimate Software、11位 に Qualcomm、19位に Salesforce.com、22位に Intuit、24位に World Wide Technology Inc.、34位に Rackspace Hosting、42位に Cisco、43位に Autodesk、63位に Hitachi Data Systems、68位に Intel、そして75位に Microsoft が選ばれている。一方、Twitter、Facebook、Apple などは100位以内には選ばれなかった。

Fortune は、Google が1位になった理由について次のように述べている。

「インターネットの巨人が、最も働きがいのある企業に選ばれたのはこれが4回目。昨年 Google は、新たに3つのウェルネスセンターと、7エーカーもの広さを持つスポーツ複合施設を社内に設置した」

Google が2年連続で「もっとも働きがいのある企業」に選ばれる−米国 Fortune、「働きがいのある企業100社」を発表
Google 社内施設の例(出典:Fortune)

Slate は、Google の従業員への待遇が手厚いことは、Google にとってもプラスになっていると指摘している。

「時折、Google の気前の良さは行き過ぎと思えることがある。貴族的とも言えるが、企業収益を考えたときには、無駄使いにもみえてしまう。例えば8月、Forbes は Google の社員特権を明かした。これは、従業員が亡くなったとき、配偶者や同性パートナーに対して、従業員の給与の半額を10年間支払い続けるというものだった。

だが、Google がこのような社員特権を親切心から提供していると考えるのは間違いだ。Google の人事部は、従業員が Google の高待遇に対してどのように応えるかを調査している。それによれば、従業員の待遇を手厚くすることは、企業にとっての損失にはならないという。例えば、5か月間の産休は、Google の社員向け待遇の中でも最も効率の高いもの。このプランの導入後、Google の離職率が大幅に改善されたためだ。Google 人事部の Laszlo Bock 氏は、『新規採用コストが節約できることを考えれば、5か月の産休は Google のコストに悪影響は与えていない』と述べている」

San Francisco Chronicle は、同ランキングに Twitter と Facebook が選出されなかったことに触れている。

「Twitter と Facebook が選ばれていないことは注目すべき点だろう。だが両社は昨年、San Francisco 市内とスタンフォード大学近郊の Menlo Park のそれぞれの新規オフィスに多大な費用を計上した。新しいオフィスは、新たな才能を惹きつけることに成功している」