UBS のアナリスト Brent Thill 氏の試算によれば、Microsoft はこれまでに100万台の Surface RT タブレットを販売したという。この試算結果は、発売前の売上予測を大幅に下回るもの。だが専門家の中には、Windows 8 を搭載した Surface Pro は、Surface RT の売上不振を穴埋めするほど売れると予測するものもいる。

Business Insider はこの件を次のように伝えた。

「UBS のアナリスト Brent Thill 氏は、Microsoft の Surface の販売は、スタートでつまづいたと述べた。Thill 氏は Surface RT タブレットの販売台数をわずか100万台だと試算している。これは当初の予測である200万台のわずか半分の台数。一方、Apple による iPad の販売台数は2,000万台を超えると予測されている。Thill 氏は、これが Surface RT の売上が予測を下回っている原因の1つであり、顧客は Surface ではなく iPad を選択していると述べている。Thill 氏はまた、発売当初の Surface の販売方法にも問題があったとしている。Microsoft は最初、同社の直営ストアでのみ Suraface を販売していた」

Mashable  は、Surface の販売不振が報じられたのはこれが最初ではないと述べている。

「Surface の販売不振が伝えられたのはこれが最初ではない。1か月前、証券会社 Detwiler Fenton は、Microsoft は Surface を100万台売り上げることはできないとし、10月-12月期の売上は最大でも60万台に留まると述べていた。その後、Microsoft は販売チャネルを拡大したために、 Detwiler Fenton による予測は上回ることができた」

CNET は次のように振り返っている。

「先月の初め IHS iSuppli のアナリストである Rhoda Alexander 氏は、Surface の販売台数は130万台を超えると予測していた。また、『販売台数が予測を上回るものであったとしても、私は驚かない』とも述べていた。Microsoft CEO の Steve Ballmer 氏は昨年7月、これからの12か月で数百万台の Surface タブレットを販売すると述べていた。だが現在、Microsoft は昨年10月末にデビューした Surface の売上について沈黙を守っている」

eWeek は、Windows 8 を搭載した Surface Pro への期待は依然高いものであることを伝えている。

「Surface RT の売上不振は Microsoft にとって痛手ではあろう。だが Thrill 氏は、Surface Pro への期待は依然高いとしている。Surface Pro はたしかに価格も高く、バッテリーの持続時間も短いが、それでも勝利を収めるという。Surface Pro への初期段階での反応は、慎重ながらも楽観的というものから崇拝に近いものまである。Surface Pro のタブレットコンピューティングへの妥協を許さないアプローチに対しては、Surface Pro こそが Microsoft の最初のタブレットと言うべきだ、という人までいるという」