米国ラスベガスで開催中の世界最大の家電見本市「2013 International CES」で、米国 Intel はいくつかの重要な発表を行った。なかでも注目すべきは、タッチスクリーンを搭載した Ultrabook が2013年中に600ドル以下で発売されるというものだ。

Computerworld はこの件を次のように伝えた。

「Intel は Ultrabook 向けの新たな低電力コアプロセッサを発表し、このプロセッサを搭載した599ドルの低価格な Ultrabook が年内に発売されると約束した。Ultrabook は薄く軽量なデザインのノート PC により、同市場を活性化させようとする Intel による試み。だが期待されたほど売上は伸びず、その原因の一端は価格にあるとされてきた。今回の発表は、この流れを変えるものとなるかもしれない」

CNET は、今年後半以降に出荷される Ultrabook では、タッチスクリーンが標準になることを伝えている。

「次に購入するノート PC は、好むと好まざるとに関わらず、タッチスクリーン搭載のものとなるかもしれない。Intel で PC クライアントグループ VP を務める Kirk Skaugen 氏は次のように述べている。

『第4世代コアプロセッサを搭載した Ultrabook では、タッチスクリーンを装備することが必須条件となる』

これは、今年後半以降に出荷される Ultrabook では、タッチスクリーンがオプションではなく標準で搭載されることを意味する」

BYTE は、タッチスクリーン用コンポーネントの価格について言及している。

「CES 2013において Intel は、同社がタッチスクリーンをノート PC の標準装備にすることに本気であることを示した。マルチタッチスクリーンは本来は40ドル程度のコンポーネント。それがノート PC に搭載されると400ドル程度のプレミア価格を生む。だがこの価格がネックとなり、タッチスクリーンはほんのひと握りの PC にしか搭載されてこなかった。タッチスクリーンをノート PC の標準装備とすれば、プレミアは解消され、小売価格は実際のコンポーネントの価格に近づくことになる。長時間駆動とタッチスクリーンなどの機能に、599ドルという魅力的な価格設定が加われば、第4世代 Ultrabook は PC がタブレットからシェアを奪われることを止められる救世主となれるかもしれない」