年頭所感第2弾は、日立、NEC、ソフトバンク。

日立

NEC、日立は NTT データや IBM とともに、2012年3月期、国内 IT サービスベンダーのトップ10に入っており、特に日立は政府/公共、金融分野に強い。

日立の執行役社長の中西宏明氏は、年頭所感で、欧州の債務危機や新興国の経済成長のスローダウン、米国の財政難をあげ、こうした不確実な環境では、「企業には、企業市民として広く社会に目をむけ、地域社会とともに社会的課題の解決に取り組む姿勢、『B2S(Business to Society)』が求められる」と語っている。

そこで、同社の新たな成長戦略の軸となるのは、「世界を舞台にした社会インフラシステムの提供を通じたサステナブルな社会実現への貢献」であり、また2013年は、「日立グループがグローバル市場で成長し、グローバルメジャープレーヤーとなるという新たなステージに挑戦する重要な第一歩となる年」である。

日立は、欧州での事業基盤の強化を図るべく、同社の子会社、米国日立コンサルティングは、英国のコンサルティング会社  Celerant Consulting Investments を買収している。

NEC

かたや、人工衛星の組み立てや評価/試験用新工場の建設発表が、年頭訓示要旨とともに、2013年最初の報道発表となった NEC では、社長の遠藤信博氏が年頭訓示で、「成長市場はグローバル。ICT はもはや社会に欠かせないインフラであり、当社が貢献できる市場は世界中に拡がっている。スピード感のあるタイムリーなソリューション/サービスの提供によって新興国の成長に貢献する」と、新興国にフォーカスする。

そういえば、NEC は昨年末、ミャンマー連邦共和国ヤンゴン市に支店を開設すると発表した。ヤンゴン支店はこの1月から活動を開始するという。

ソフトバンク

さて、イー・アクセスを子会社としたばかりか、米国の大手携帯電話キャリア Sprint Nextel を買収したソフトバンクだが、これらの買収で、同社のモバイル事業の売上規模は世界第3位となったという。

ソフトバンクグループ代表の孫正義氏は、「今年はさらに米国市場に挑戦し、第一歩を踏み出す重要な年となり、本格的なグローバル展開の初年度として新たなステージに立つことになる」と語っている。