日本マイクロソフトは、Windows 8 対応ソーシャルアプリに関する記者説明会を12月14日に開催。パートナー企業のミクシィNHN Japanサイバーエージェント、Twitter Japan 4社の代表者らが登壇し、各社が現在提供中または今後リリースするアプリのデモンストレーションを実施した。

ミクシィは、「mixi」アプリと「ミクシィ年賀状」アプリについて説明。mixi アプリの開発は、エンジニア2名とデザイナー2名の小規模体制で行われ、10月26日の OS 発売と同時にリリースされた。利用は、Windows 8 特有の画面右側から呼び出せるポップアップバー「チャーム」の「共有」から、mixi アイコンをタップすることで可能。これにより、友人の更新情報の閲覧や、つぶやき・日記・写真・の投稿、各投稿への“イイネ!”やコメントなどができる。ミクシィのメディア統括部 Windows 8 ユニット プロダクトオーナー 戸高 慎一郎氏は、チャームを活用した投稿でよりスムーズにサービスを利用できるとし、「さらにユーザーのコミュニケーションが活発になることを期待する」とコメントした。

mixi アプリ画面イメージ
mixi アプリ画面イメージ

ミクシィ年賀状アプリは、フレンゾが提供する年賀状作成アプリ。ハガキデザイン40種類のプレビュー機能と自分の写真を合成して年賀状を作成できるフォト対応ハガキデザインの2種類の機能を搭載する。

NHN Japan は、12月下旬リリース予定の「LINE」アプリを紹介。NHN Japan ウェブサービス本部/執行役員・CSMO 舛田 淳氏は「LINE のユーザーはスマートフォンネイティブが多く、タッチ操作になれている。 Windows 8 のモダン UI に対応することによって、これまでの PC デスクトップ版では実現できなかった直感的操作が可能になった」と述べた。また、Windows 8 特有の横スクロールによって、友だち一覧をすべて確認できる仕様になっていることなども特徴として挙げた。今後は、全世界8,500万人(12月14日時点)のユーザーを誇る同サービスのグローバル展開をさらに加速させたい考えだ。

LINE アプリ画面イメージ
LINE アプリ画面イメージ

サイバーエージェントは、写真で芸能人・有名人ブログの最新画像を中心に閲覧できる「Ameba 芸能人・有名人ブログ」のアプリを2013年1月10日にリリースする予定。Windows 8 特有の直感的な UI を意識しており、タイル形式で表示される総合ランキング機能や約50のジャンル別閲覧機能が紹介された。サイバーエージェントの技術部門 執行役員 アメーバ事業本部 経営本部 統括 長瀬 慶重氏は、新規ユーザーの獲得に意気込みを見せ「Windows 8 の普及とともに第2弾、第3弾のアプリも展開していきたい」とした。なお、Windows RT 版への対応は検討中とのこと。

Ameba 芸能人・有名人ブログ アプリ画面イメージ
Ameba 芸能人・有名人ブログ アプリ画面イメージ

Twitter Japan は、アプリ開発がまだ途中段階であり、リリース時期も未定であることを明らかにした。Twitter Japan パートナーシップディレクター 牧野友衛氏は「あらゆるデバイスに対応することが必要」とし、Windows 8 搭載端末の中でもデスクトップとタブレット両方の役割を果たすデバイスでのサービス提供も考慮し、開発を進めていくという。

日本マイクロソフトの業務執行役員 Windows 本部 本部長 藤本恭史氏は、アプリ開発に関して説明。売り上げが2万5,000ドルを超える人気アプリは、開発者へのレベニューシェアの還元率を80%としており、他の OS と比較して高いことなどを遡及ポイントとして挙げた。すでにその基準に達しているアプリも登場しているという。またアプリに関しては、画面上で2つのアプリを並べて表示できる「スナップ」機能やチャームの「共有」機能の活用により「他の作業画面を開きながら、常に人や情報ともっと“つながる”ことができる。そのようなユーザー体験を提供していきたい」とコメント。今後もあらゆるデバイスが登場する中で、さまざまなパートナー企業とより多くのアプリを提供し、Windows 8 の世界観が広がることを期待するとした。

Windows8 対応ソーシャルアプリに関する記者説明会に登壇した各企業の代表者(左から)戸高氏、牧野氏、藤本氏、長瀬氏、舛田氏
Windows 8 対応ソーシャルアプリに関する記者説明会に登壇した各企業の代表者
(左から)戸高氏、牧野氏、藤本氏、長瀬氏、舛田氏