フリービットは、同社の「フリービットクラウド」サービスに、IaaS、物理データセンター構築から SI、MSP に加え、Web マーケティングまでをワンストップで行う「プライベートクラウド ワンストップサービス」を開始した。

同社は、IaaS として「フリービットクラウド VDC」サービスを2010年3月に開始、パブリッククラウド環境と顧客のニーズを柔軟に組み合わせたサービスを行っている。これまで、Gree Platform 推奨環境に採用されたことに加え、2012年7月には、テレビ朝日の番組中キャンペーン受付の通信系基盤に採用された。

今回、フリービットグループは、プライベートクラウドでの顧客ニーズに向け、「プライベートクラウド ワンストップサービス」をもってプライベートクラウド市場に本格進出する。

「ワンストップ プライベートクラウド」の特徴は以下のとおり。

窓口はひとつ

サービス運営企業の親会社であるフリービットの担当者が、構築から運用、マーケティングまでの相談を一貫して受けるため、システムの全容を把握できる。

フリービットグループ、「プライベートクラウド」サービスに本格参入
サービスの全体図

ライセンスフリーの仮想環境も

仮想化環境には VMware だけでなく、フリービットが独自開発したライセンスフリーの「SiLK VM」も選択できる。また、遠隔地から仮想マシンを操作したり設定ができるコントロールパネル「DesktopDataCenter」を用意した。IPv6 には標準で対応している。

ベッコアメデータセンター

フリービット100%子会社のベッコアメ・インターネットでは、UPS、自家用発電設備による電力対策、耐震、対荷重を考慮した専用ラックを設置、床吹上空調による物理サーバー環境を完備。各種専用線の引き込みや、仮想/物理環境のハイブリッド構成にも対応できる。

低コスト MSP サービス

物理/仮想環境全てを監視できる MSP(Management Services Provider)サービスを提供するが、フリービットの連結子会社、ギガプライズも新たに加わり、障害発生時などにもより細かな原因調査ができる。

また、365日24時間の監視には、2006年から約6年間の運用実績を持つ、中国無錫にある監視センター「SiLK NOC」を利用、コストを抑えつつ、迅速に対応できるようにした。顧客との直接の連絡は、ギガプライズの紀伊田辺オフィスにいる日本人スタッフが対応する。

中国無錫市にある、SiLK NOC が入るビル
中国無錫市にある、SiLK NOC が入るビル

インターネットマーケティング

フリービットの連結子会社、フルスピードでは、顧客のエンドユーザーに対するインターネットマーケティングのサポートを行い、SEO 対策やリスティング広告、アフィリエイト広告などを提案できる。