米国 Intellectual Ventures(IV)は、オリンパスとの特許権侵害をめぐる紛争で和解に達した、と11月8日に発表した。

オリンパスと Intellectual Ventures が特許紛争で和解、ライセンス契約へ
オリンパスと Intellectual Ventures が特許紛争で和解、ライセンス契約へ

IV は、2011年9月に提起した特許権侵害訴訟で、オリンパスおよびその米国子会社を提訴していた。しかし今回の和解により、オリンパスに対する訴訟は取り下げられることになる。

オリンパスは、50以上の技術分野で4万件近い知的財産(IP)を含む、IV の広範な特許ポートフォリオのライセンス供与を受けることに合意した。また、オリンパスは、ライセンシーとして、特許権を行使された場合に、IV の知的財産ポートフォリオから対抗手段となる特許権を取得できる IV の「知的財産紛争防衛戦略(IP for Defense)」プログラムへ参加する。これにより、より有効な交渉を行い、支払額を圧縮したり、ライセンス条件を有利にできるようになったりするという。

IV のグローバルライセンス部門上席副社長の Andy Elder 氏は、次のように述べている。

「今回のライセンス契約により、オリンパスは大手デジタルカメラ企業としては初めて、Intellectual Ventures の顧客となる。私たちは、オリンパスとの間に長期的かつ生産的な関係が構築されることを楽しみにしている。技術の世界では既に知られているとおり、特許権のライセンス供与を受けることは、先端企業が競争上の優位性を維持してリスクを軽減するための1つの手段だ。当社の顧客は発明の重要性とライセンス契約が、継続的な技術革新と新製品の市場投入を可能にするものであることを認識している」