米国 Strategy Analytics は、世界スマートフォン市場に関する調査結果を発表した。それによると、2012年第3四半期の出荷台数は1億6,780万台(前期は1億5,280万台)で、シェア1位は1,800万台出荷して10.7%を占めた韓国 Samsung Electronics の「GALAXY S III」だった。2位は米国 Apple の「iPhone 4S」。ただし、Strategy Analytics は「iPhone 5」の販売が極めて好調なことから、Samsung は短命な王となり、Apple が第4四半期に1位を奪還すると予想している。

Q3 の世界スマホ出荷台数トップは「GALAXY S III」、ただし「Q4 は Apple が奪還」
2012年第3四半期の世界スマートフォン市場
上:出荷台数
下:市場シェア

Samsung は GALAXY S III を5月に市場投入し、発売から100日で2,000万台(関連記事1、関連記事2)、5か月で3,000万台以上を販売した。この売れ行きは、同社製スマートフォンとして「過去最高速」という。日本では NTT ドコモが「2012夏モデル」の「GALAXY S III SC-06D」として6月より販売している。

GALAXY S III の販売台数が3,000万台超に
GALAXY S III の販売台数が3,000万台超に

2位になった iPhone 4S の出荷台数は1,620万台(前期は1,940万台)で、シェアは9.7%。Strategy Analytics 上級アナリストの Neil Shah 氏は「9月に新型である iPhone 5 の登場が予想されていたため、消費者は iPhone 4S を買い控えたのだろう」と分析する。

また iPhone 5 は第3四半期が間もなく終わる9月21日に発売されたが、Strategy Analytics の集計によると同期に600万台出荷し3.6%のシェアを獲得したそうだ。Apple によると、発売から3日間の販売台数が500万台を超えたという。

こうした状況から、Strategy Analytics 上級ディレクタの Neil Mawston 氏は第4四半期 に Apple の製品が1位を取り返すと見込む。