キヤノンマーケティングジャパンは、画像診断装置のデータを統合管理するシステムを開発し、新製品「"PRIMITUS(プリミタス)"シリーズ」として来年1月から発売する、と発表した。キヤノン MJ グループの医療・ヘルスケア関連事業を担う中核企業キヤノンライフケアソリューションズ(キヤノン LCS)を中心に拡販し、医療画像ソリューション事業に参入する見通し。

中小病院にも医用画像システムを_キヤノン MJ が「PRIMITUS」を発売
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新製品の投入で、X 線デジタル撮影装置や眼科機器、マンモグラフィー、超音波診断装置で撮影した医用画像データを、ネットワーク経由で保管・閲覧・管理できるようになる。

新製品は高いシステム拡張性を備え、医療施設の状況に合わせてシステムを構築できるという。GUI の自由度も高く、ユーザーごとに個別の設定が可能。また、冗長化によってシステム障害にも強い。オプションで、病院内で使用する一眼レフカメラ(EOS)の画像データを、登録・管理できる機能がある。

主な対象は、医用画像システムが依然普及していない中小規模の病院やクリニック。キヤノン MJ グループが昨年5月から開始した5か年計画「長期経営構想フェーズ ?」の多角化戦略に基づき、医療関連事業で連結売上高600億円を目指す。

システム構成により価格は変動するが、税別で3,000万円から5,000万円。