iPad は一般家庭のリビングでだけでなく、医療現場や教育現場でも広く利用されている。だが、今後はスーパーやレストランでも利用されるようになるかもしれない。

Happy Owl Studio は、iPad をキャッシュレジスターとして利用可能にする「Cashbox」を販売している。第2世代および第3世代 iPad に対応。価格は2,085ドルだが、現時点では日本から購入することはできない。

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iPad をキャッシュレジスターにする「Cashbox」(会計担当者側)

米国では、iPad を利用したクレジットカード決算サービスが登場している。これは、高額な POS システムを導入できない小規模の小売店を対象としたもの。だが現状、このサービスを利用するにあたり、多くの小売店が iPad を裸のまま利用しており、このためクレジットカードリーダーとの接続が面倒であったり、iPad が盗難されてしまったり、といった問題が発生しているという。また、現金で支払う顧客向けには、従来型のレジスターを別に用意しなければならない。

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「Cashbox」背面(顧客側)

「Cashbox」は、この問題を解決する製品。従来型のキャッシュレジスターの機能に加えて、iPad による決算サービスも利用可能にするクレジットカードリーダーが付属する。iPad をがっちりとロックするので、盗難や紛失の可能性を減らすこともできる。また、iPad を顧客側に向けられるようになっているので、精算時に必要なサインをタッチパネルを利用して顧客に手書きしてもらうことも可能だ。

iPad のスクリーンを顧客側に向けることもできる
iPad のスクリーンを顧客側に向けることもできる

現金で支払う顧客向けに、従来型のキャッシュドロワや、レシートの印刷といった機能も備えている。

Cashbox のキャッシュドロワとレシートの印刷機能
Cashbox のキャッシュドロワおよびレシート印刷機能