米国の IBM は、2012年度第3四半期の連結決算を発表した。前年同期と比較して、純利益は維持、総利益は減少した一方、潜在株式調整後の1株当り利益は増加した。同社会長、社長兼 CEO の Ginni Rometty 氏によれば、この結果は生産性の向上や成長戦略にむけた取り組みによるものだという。発表日は、現地時間の10月16日。

IBM が2012年度第3四半期の連結決算を発表、為替変動により総収益減少も1株当り利益は増加
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2012年第3四半期の総収益は247億ドルで前年同期比5%減(為替変動調整後は2%減)で、為替変動によって約10億ドルのマイナスの影響が出たという。また、2012年度第3四半期の純利益は、前年同期と同様の38億ドル(英国の年金関連調整後は3%増の39億ドル)、営業ベース(非 GAAP)の純利益は42億ドル(前年比5%増)となった。

2012年度第3四半期の潜在株式調整後の1株あたり利益は、前年比3.33ドル(4%増)、営業ベース(非 GAAP)の潜在株式調整後1株あたり利益は、前年同期の3.28ドルから10%増の3.62ドルとなった。

この連結決算を踏まえて、同社会長、社長兼 CEO の Ginni Rometty 氏は次のように述べている。

「高い付加価値を持つビジネス、成長に向けた戦略的な取り組み、生産性向上に重点を置いた結果、第3四半期も引き続き、利益率、利益、収益を伸ばすことができた。今後もビジネス機会に恵まれると考えている。2012年度通期の営業ベースの1株あたり利益予想は15.10ドル以上となるだろう」