富士通は、特別な支援を必要とする子どもたちやその支援者・保護者などを対象とする生活・学習サポート Android アプリケーション「特別支援スマホアプリ」を10月12日に公開した。Google Play で5種類のアプリケーションを無償ダウンロード提供中。Android 2.3/4.0以降のスマートフォン端末に対応する。無償公開期間は2013年10月末までの予定。

富士通、特別な支援を必要とする子どもたちの生活・学習をサポートする Android アプリを公開
5種類の「特別支援スマホアプリ」

特別支援スマホアプリは、「時間の経過」「伝えたいことやスケジュール」「漢字・ひらがな・カタカナ・数字の筆順」「表現したい気持ちやその度合」といった概念的な情報を視覚化し、子どもたちの理解を助ける生活・学習サポートアプリケーション。「タイマー」「絵カード」「筆順 ひらがな」「筆順 教育漢字」「感情」の5種類のアプリケーションが用意されている。

概念的な情報が視覚化され、タッチ操作で理解できる
概念的な情報が視覚化され、タッチ操作で理解できる

富士通は香川大学の教育学部と共同で、香川大学教育学部附属特別支援学校や香川大学教育学部附属特別支援教室「すばる」などに通う子どもたちを対象に、同アプリケーションの有効性を検証した。筆順アプリケーションのなぞり書きを使って書字の誤りが減少するなど、各アプリケーションで効果が見られたという。

同アプリケーション開発の背景には、特別支援学校・学級を含め約70万人の特別な支援を必要とする子どもたちの存在があげられる。また、2005年に「発達障害者支援法」が施行され、特別な支援を必要とする子どもたちへの支援ニーズが年々高まっていることも同アプリケーションの開発につながったという。