英国 Raspberry Pi Foundation は、35ドル PC として知られる「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)Model B」のメモリー容量を256MB から 512MBに変更したと10月15日発表した。今後新たに Raspberry Pi Model B を発注する顧客は、512MB のメモリーを搭載した製品を受け取ることになる。

35ドル PC「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」のメモリー容量が256MB から512M
35ドル PC Raspberry Pi

同財団が発表したところによれば、Raspberry Pi の購入者からは、現在発売されている128MB 版の Model A、256MB 版の Model B の他に、512MB 程度のメモリーを搭載した Model C を発売して欲しいという要望が届いていたという。特に、Raspberry Pi を通常の PC 代わりに使用している一般ユーザーや、組み込みデバイスとして使用している企業ユーザーからは、256MB では容量不足が発生するという声が寄せられたということだ。

だが、Raspberry Pi に高価なモデルを追加することは、「安価な PC を発展途上国の開発者や教育現場に提供する」という同財団設立の目的からは逸脱してしまう。そこで同財団は、Raspberry Pi Model B の価格を35 ドルに据え置いたまま、メモリーを512MB に変更することを決定した。

同財団はすでに512MB にアップグレードしたユニットの発送を開始しているという。また、512MB 版に対応した新しいファームウェアを GitHub で公開している。