大日本印刷(DNP)は、さまざまな衣類を大型ディスプレイ上で試着できる「バーチャル試着システム」を開発し、10月5日にユニクロの米国サンフランシスコ店で「UNIQLO MAGIC MIRROR」として運用開始した。

DNP が「バーチャル試着システム」を開発、ユニクロ・サンフランシスコ店で運用開始
着用しているジャケットの色とディスプレイに表示された色が異なっている

同システムは、60インチの大型ディスプレイ/タブレット端末/カメラで構成されたAR(拡張現実)試着システム。試着対象商品を着用した来店者をカメラが捉えると、60インチ縦型ディスプレイ(デジタルサイネージ)にリアルタイム表示する。鏡の横に設置されたタブレット端末で希望の色を選択することで、その衣類の豊富なカラーバリエーションを仮想的に試着できる。

従来の方式では、識別用マーカーをカメラで読み取り、関連する情報をディスプレイに表示するため、商品情報を個別に登録する負荷が高くなる傾向にあった。新システムでは、衣類の色からジャケットやフリースなどの商品の種類を識別するので、試着アイテムの追加が比較的容易に行なえるという。

米国サンフランシスコ店での試着対象商品は、「プレミアムダウンウルトラライトジャケット(MEN:12カラー、WOMEN:8カラー)」「フリース(MEN:25カラー、WOMEN:25カラー)」の2種類。バーチャルに試着した姿を撮影し、その画像をメールで送ったり、SNS に投稿したりできる機能も備えている。

大型ディスプレイは、鏡としても利用できるハーフミラー
大型ディスプレイは、鏡としても利用できるハーフミラー