エヌ・シー・エル・コミュニケーション(NCLC)は、米国 VantagePoint Capital Partners を中心とする VC とともに、SDN の Pica8 に出資した。10月1日付で発表した。

今回の資金調達は、Pica8 にとってはシリーズAの投資ラウンドで、OpenFlow/SDN ソリューションの普及を目指し、調達した資金で、開発、販売、マーケティング、およびサポート体制を強化する。

NCLC は3月に Pica8 と代理店契約を締結、Pica8 の OpenFlow 対応スイッチを日本市場にいち早く投入している。今回の投資ラウンドでは、VC 以外では唯一 NCLC が事業パートナーとして参加した。

NCLC は Pica8 と SDN ソリューションでネットワークを革新するというビジョンを共有しながら、戦略的な提携関係を強化し、OpenFlow/SDN のソリューションを日本市場で積極的に展開する意向。

最近では、ソフトウェアでネットワークを柔軟に定義/運用/変更/リリースできる SDN(Software Defined Network)が注目されており、その代表的な制御技術 OpenFlow による革新的なアプリケーションの実現が期待されている。

Pica8 は2009年の設立。仮想化技術の遅れやスケーラビリティの限界、高価で複雑な運用など、クラウド時代のボトルネックとなっているネットワーク技術を変革し、イノベーションを加速化させるには、まずネットワークシステムのコモディティ化が不可欠だという考えから、低価格かつ OSS であることを重視し、高性能のコマーシャルチップ とOSS を組合せた L2/L3 スイッチ「Pronto」シリーズを開発した。

Pronto は OSS ベースの完全なマルチプロセス/マルチモジュールアーキテクチャのスイッチ OS(XorPlus)を搭載した、OpenFlow 完全実装の次世代型ハイブリッドスイッチ。Pica8 は、すでに OpenFlow 商用サポートも実施しており、OpenFlow/SDN の実証実験/試験導入する企業や大学を積極的に支援、蓄積された実証実験のノウハウをベースに、SDN ソリューションを展開している。