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「道」を芸術に彩る--フリーカメラマン・五條伴好氏を直撃 (1/3)

japan.internet.com 編集部
2012年10月5日 / 10:00
 
現代人に無くてはならない存在で、経済の血管とも例えられる「道」。「道」は会社や学校、店など目的地に行ったり、物資や貨物を運んだりするのに重要な役割を果たす。一方で、クルマやバイクで走ってみると楽しく、ジョギングやマラソンなどスポーツの舞台にもなるという一面ももつ。

そんな我々に身近な「道」を生涯追い求め、写真という形で誰の目も釘付けにする芸術に落としこむカメラマンがいる。「道」の撮影をライフワークとし、過去にトヨタ「86」などの広告写真も手がけたフリーカメラマンの五條伴好氏だ。今回は、五條氏が「道」にこだわる理由ときっかけ、そして同氏のワークスタイルについて迫った。

フリーカメラマンの五條伴好氏
フリーカメラマンの五條伴好氏

■ 普段何気なく使っている道が、五條氏により生まれ変わる

まずは、五條氏の2つ作品をご覧いただきたい。1つ目は、イタリア・ソンドリオに位置するアルプス山系の峠「ステルヴィオ峠」。2,757mという高標高に所在し、自転車のプロロードレース「ジロ・デ・イタリア」にも登場する。絶景が楽しめることから、多くの観光客やライダーも訪れる人気の高い峠だ。

五條氏の作品「ステルヴィオ峠」
五條氏の作品「ステルヴィオ峠」

五條氏の手にかかれば「ステルヴィオ峠」が、殆ど人が立ち入ることのない秘境の古道のように写し出される。ヘアピンコーナーが48個もある同峠の特徴も見事に表現されている。また朝霧が晴れ、輪郭を覗かせつつある背景の山脈はとても幻想的で、写真に引きこまれそうな感覚になる。

2つ目は、北海道の稚内から小樽までを結ぶ「オロロン街道」。道に沿って立ち並ぶ30基の風車や、日本百名山のひとつ「利尻山」からなる利尻島の絶景などが有名な街道だが、五條氏は地形の“うねり”に抗うことなく敷かれた道に着目。真っ直ぐながらも自然のうねりを殺さずに敷かれた道には表情があると同氏は話す。道に引かれたセンターラインと車道外側線はその表情をより際立たせ、加えて早朝の薄暗い時間のチョイスは作品に独特の雰囲気を与えている。

五條氏の作品「オロロン街道」
五條氏の作品「オロロン街道」

普段何気なく移動や旅行に使っている道が、五條氏にかかれば遠近感もさることながら、実際に目で見る以上に魅力的かつ迫力のある写真に収められる。では、同氏を道の撮影に駆り立てたきっかけは何だったのか。
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