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Web アプリとネイティブアプリの境界線を無くす「Ubuntu WebApps」

japan.internet.com 編集部
2012年7月20日 / 12:10
 
 
アプリがクラウドベースで提供される世界では、ネイティブアプリと Web ベースアプリの境界線は徐々にあいまいなものになってきている。

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Ubuntu Linux ベンダー英国 Canonical は、Ubuntu 12.10に搭載予定の新プロジェクト「Ubuntu WebApps」によって、この境界線を無くしてしまおうと考えている。Ubuntu WebApps の基本コンセプトは、Web アプリをデスクトップと連携させ、ローカルにインストールされたネイティブアプリ同様の動作をさせる、というものだ。

Web アプリでもネイティブアプリ体験を

Canonical のプロダクトマネージャである Pete Goodall 氏は、WebApps とは、Web アプリを提供するサイトと Ubuntu デスクトップが連携することで、利用者に対してネイティブアプリ体験を提供する技術であると説明する。

Goodall 氏は、例として Gmail をあげる。Gmail では、新着メールが届いたとき、デスクトップ通知を受け取ることができる。また、Gmail のインターフェイスからは、YouTube や地図など、他のサービスに移動することも簡単にできる。この考え方をさらに拡張したものが、Canonical の目指す「Web アプリとデスクトップの連携」だ。

WebApps は、Ubuntu HUD にも統合される。利用者は、HUD に対して指示をするだけで、デスクトップにインストールされたネイティブアプリだけでなく、Web アプリも実行できるようになる。さきほどの Gmail を例に取れば、HUD で「compose email(メールを作成)」と指示すれば、Gmail のメール作成画面が表示される、といった具合だ。

WebApps に対応するためには、Web アプリの提供者側で、サイトに統合用スクリプトを追加する必要がある。Ubuntu ユーザーがそのスクリプトを追加した Web アプリサイトを訪れると、デスクトップにはプロンプトが表示され、利用者の許可を得た後に WebApps がインストールされることになる。

WebApps は、今年10月公開の Ubuntu 12.10 リリースで提供される予定だ。開発者およびアーリーアダプターは、近日中にプレビュー版を利用可能となる。

Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。
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