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リスティングにおけるスマートフォン対策の前にやっておくべき事

株式会社アイレップ 前山佑介
2012年6月26日 / 06:00
 
 
急速に普及が進むスマートフォンやタブレット端末。いま現在の普及率、勢いを見る限り、SEM 担当者は、できるだけ早めの着手が必要だ。業種によっては、競合が少ないため比較的安価な入札価格で掲載できる可能性が高く、先行メリットが残されている。しかしスマートフォン市場の急激な伸び方を見ていると、例えばランディングページをスマートフォン向けに最適化されていないがゆえに、半年後には先行メリットどころか、大きな機会損失になってしまう可能性もある。

また、PC とスマートフォンでは「利用シーン」「行動特性」「ニーズ」など異なる点が多く、ビジネスのゴールに合わせて、その戦略を適切な形に変えていく必要があると考える。しかしながら、そのフェーズまでたどり着いている広告主もまだ少なく、リスティングにフォーカスすると、PC とスマートフォン向けの広告配信を同じプラットフォームで行い、最適化が行われていないケースが多い。

今回は、スマートフォンにおける広告配信がどのようになっているか、まずは"現状"を把握・検証するために、役立つ Google のレポート機能についてご紹介したい。

1)スマートフォン経由でのコンバージョン数を可視化

管理画面にて、特定のキャンペーンの[分割]より[デバイス]を選択。そうする事で選択した期間において、PC の他に、フルインターネットブラウザ搭載のタブレット/フルインターネットブラウザ搭載の携帯端末、それぞれの成果を見ることが可能となる。キャンペーンの中でスマートフォン経由のインプレッション数、クリック数やコンバージョン数がどの程度の割合を占めているのか、検証する必要がある。

2)時間帯別・曜日別レポートよりユーザーの行動特性を見極める

管理画面からは[ディメンション]→[表示]→[期間]→[時間]にて時間帯ごとの成果を見ることが可能である。スマートフォンは、通勤や通学など移動の空き時間を埋める目的で利用することが多く、検索するユーザーの属性や行動パターンは、時間や曜日によって大きく変わる。ある広告主のアカウントでは、土日であってもアクセス数がそれほど減少しない傾向があり、ほぼすべての時間帯において平日よりもクリック率やコンバージョン率の増加が著しいことから、デバイスによる検索シーンの違いが伺える。時間帯別・曜日別レポートよりスマートフォンユーザーの行動、検索特性が、PC とスマートフォンで違う事が導き出せれば、ユーザーのモチベーションに合わせた施策が可能となる。

一部ではあるが、リスティング広告におけるスマートフォン対策をするためのヒントを2つあげさせて頂いた。レポート機能は使い方次第で、データを可視化することができ、さまざまな対策が可能となる。また、実際に獲得数や費用対効果から判断し、スマートフォンへのリスティング広告配信を最適化する際には、スマートフォン専用キャンペーンを作成し、PC とスマートフォンをそれぞれ分けて運用することを忘れないで頂きたい。

(執筆:株式会社アイレップ 第3コミュニケーション本部 前山佑介)

記事提供:アイレップ
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