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Mozilla、Firefox 13 をリリース―Chrome や Safari を追いかける

Sean Michael Kerner
2012年6月7日 / 11:40
 
 
Firefox リリースには、ユニークな新機能がまったく見当たらないものもある。だが、米国 Mozilla が2012年6月5日に公開した Firefox 13 は、そのようなリリースではなかった。

Firefox13 は、他のブラウザ利用者には既に馴染みの機能を提供する。「新しいタブ」機能だ。これまで、Firefox で新しいタブを開いたとき、タブには「無題」と表示され、ブラウザ画面にはブランクページが表示されるだけだった。

Mozilla、Firefox 13 をリリース―Chrome や Safari を追いかける
以前の Firefox で新しいタブを開いた例
ブランクのページが表示される

だが、Firefox 13 ではタブには「新しいタブ」と表示され、ページにはよくアクセスする Web サイトがタイル状に表示されるようになった。これは、Opera、Chrome、Safari などのブラウザではすでに以前から搭載されていた機能だ。

Firefox 13 で新しいタブを開いた例 頻繁にアクセスするページが表示される
Firefox 13 で新しいタブを開いた例
頻繁にアクセスするページが表示される

Apple はこの機能を「カバーフロー」と呼び、Safari では2007年から提供開始していた。Firefox 13 はこれと同様の機能を提供し、さらに表示内容をカスタマイズ可能になっている。Apple には5年遅れての搭載となった。

Mozilla はまた、Google Chrome ブラウザの機能も追いかける。Google は、2009年に Web 高速化プロトコル「SPDY」を公開。Mozilla は、公開直後から同プロトコルに独自の拡張を施し、Firefox 11 リリースで実装していた。これまで SPDY はオプションで利用可能だったが、Firefox 13 では初期設定で有効になっている。SPDY は、ここ数年でサポートが広がっており、今後 W3C 標準になる可能性があるといわれている。

SPDY のサポートに加え、Firefox 13 は Mozilla 自身のプロジェクト「Snappy」を活用し、Firefox の高速化を試みている。Firefox 13 での大きな変更の1つとしては、バックグラウンドタブは起動時ではなく、必要に応じてロードされるようになったことがあげられる。

Firefox のエンジニアリングプログラムマネージャの Lawrence Mandel 氏は、同氏の Blog に次のように書いている。

「Firefox 13 では、アクティブタブのみがロ―ドされるようになった。バックグラウンドタブのロードは、タブが選択されるまで保留される。この『オンデマンドタブ』により処理要求やネットワーク利用率、メモリー消費量が削減され、Firefox の起動がより高速になった」

Sean Michael Kerner は、InternetNews.com の主任編集者。
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