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ビジネス2012年6月5日 06:00

「曜日」「時間帯」のターゲティングによる広告効果改善のポイント

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20120605/2.html
著者:株式会社アイレップ 平山恭兵
国内internet.com発の記事
(1)基本的なターゲティング対象

まず、基本的なターゲティング対象を挙げていこう。

・地域
・言語
・配信先
・デバイス(PC/スマートフォン/従来型携帯電話端末等)
・ユーザー属性(性別/年代等)
・曜日
・時間帯

上記対象の中で、最も多く使用されているのは恐らく「地域」だろう。実店舗を持つ広告主はもちろん、どんな業界・業種でも地域別に広告運用を行うことは非常に有益であり、かつ設定方法もシンプルなので実施のハードルが低いと思われるためである。次に多いのは「配信先」や「デバイス」か。これまでの広告運用において広告効果の良かった配信先や、PC・スマートフォン・従来型携帯電話端末をそれぞれターゲティングすることで各デバイスにて広告配信の最適化を図ることは、即効性のある成果改善に繋がりやすい。では、「曜日」や「時間帯」はどうだろうか。


(2)曜日・時間帯別の広告効果を検証する


前提として、広告は毎秒・毎分・毎時間、さらに言えば毎日・毎週・毎月配信され続けている。前述のようなターゲティング設定を行っていてもこの前提は変わらず、成果の良し悪しに関係なく広告費が積み重なっていく。つまり、この前提部分の最適化を行うことで広告効果を飛躍的に高めることが可能なのである。Yahoo! リスティング広告や Google アドワーズ広告では「曜日」と「時間帯」をターゲティングすることができるが、その前に曜日・時間帯別の広告効果を検証しよう。

はっきり言って曜日・時間帯別の広告効果は業界・業種によって全く異なる。例えば、BtoB サービスを扱う広告主であれば一般的に平日の午前9時〜午後5時頃は広告効果がいい傾向にある。これは営業日が平日で、営業時間が午前9時〜午後5時までとしている企業が多いためだ。また、BtoC サービスを扱う広告主であれば一般的に平日の午後8時以降や休日は広告効果が良い傾向にある。これは学校や仕事の終了後、あるいは休みである曜日・時間帯にモチベーションの高い検索が増加するためである。ただし、これらはあくまで一般論であり、必ずしも同様の傾向を見せるとは限らない。広告主の数だけ広告効果の高い曜日・時間帯が存在すると言っても過言ではないだろう。

また、曜日・時間帯別の広告効果検証を行う際の注意事項がある。それは検証期間中の広告運用において、「日予算設定による配信抑制が掛かっていない」ことだ。リスティング広告などの運用型広告では日予算(1日に使用する広告予算の目安)を設定することができるが、この日予算額を少なく設定しているために配信抑制が掛かってしまっている場合、配信方法の設定次第で広告配信は2パターンの動きを取る。


1.配信方法が「均等配信」の場合


1日の中で均等に広告を配信しようとするため、日予算額によっては“広告が全く配信されていない時間帯”が存在する。

2.配信方法が「集中配信」の場合

1日の中で出来るだけ早い時間帯に広告を配信しようとするため、日予算額を超過した後は一切広告が配信されない。


上記に該当する広告主は曜日・時間帯別の広告配信レポートの信憑性が薄くなり、ターゲティング設定による改善効果もあまり期待できなくなってしまう。広告配信の改善・最適化のためにも、日々の広告運用においてはなるべく日予算設定に頼らない運用を心掛けることが非常に大切である。

以上、「曜日」「時間帯」のターゲティングにスポットを当てた広告効果改善のポイントについて紹介したが、いかがだっただろうか。ぜひ一度、曜日・時間帯別の広告配信レポートを検証し、あなただけの“ゴールデンタイム”を発見してほしい。本記事の内容が広告効果改善の糸口となれば幸いである。

(執筆:株式会社アイレップ 第2コミュニケーション本部 平山恭兵)

記事提供:アイレップ
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