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鍋料理シーズン到来!今年の注目キーワードは「具だくさんつけだれ」

japan.internet.com 編集部
2011年9月26日 / 15:00
 
もうすぐ10月。関東地方でも少し肌寒くなってきて、これから冬にかけて「鍋料理」が美味しく感じる季節がやってくる。ここ数年、鍋料理関連の市場は増加傾向にあり、一風変わった新しい鍋料理が毎年誕生している。たとえば、カレー鍋やトマト鍋、餃子鍋など、最近ではスープや具材をアレンジしたメニューがトレンド鍋として注目されてきた。

そして今年の冬、鍋料理の新しいトレンドの兆しを見せているのが、「鍋そのものでなく、つけだれに特徴のある鍋」だ。今までは鍋そのものの味つけや具材で工夫を凝らし、シンプルなたれで食べるのが主流だったが、今年は鍋の具材をつける「たれ」を主役とした「具だくさんつけだれ」に注目が集まっており、飲食店から続々と登場している。トレンド調査などを手掛けるトレンダーズが、9月26日にレポート「トレンドウォッチ」で発表した。

● 飲食店の鍋料理で人気が拡大する「具だくさんつけだれ」

例えば、舌が肥えた女性に人気が集まっている銀座の和食料理店「銀座一の屋」で人気の鍋「豆乳うにスープの海鮮鍋」は、甘エビやホタテ、下ゆでしたカブやポロネギなどを豆乳と溶かしウニのスープで煮て、ぽん酢ベースのたれに好きな具材を加えたつけだれで食す一品だ。
「銀座一の屋」で人気の「豆乳うにスープの海鮮鍋」。つけだれには8種類の具材から好きな組み合わせで自由に選ぶことができる。
「銀座一の屋」で人気の「豆乳うにスープの海鮮鍋」。つけだれには8種類の具材から好きな組み合わせで自由に選ぶことができる。

つけだれの具材には、アボカド、クコの実、合鴨と魚そうめん、ぶぶあられ、干しエビ、モッツァレラチーズ、きのこ、きりゆずの8種類から自由に選ぶことができる。店長の戸塚剛史氏は、「つけだれに入れる具材の組み合わせは、半分お好みで、あと半分は冒険で試してみると、意外な発見が見つかります。ポロネギに干しエビときりゆずは絶品」と語る。8種類の組み合わせから様々なつけだれの美味しさが発見できるだろう。

● 「具だくさんつけだれ」は「食べるラー油」ブームの進化系

「具だくさんつけだれ」とは、その名のとおり「たっぷりの具材を加えたつけだれ」で鍋料理を食べるもので、昨年ブームを巻き起こした「食べるラー油」に代表される「食べる調味料」ブームの進化系としても注目されている。

自宅の料理でも「鍋」は定番だが、いつも同じ味や具材だと「メニューが固定化しがちで、家族に飽きられやすい」という悩みもある。しかし、つけだれをアレンジしてみることで、このような悩みも解消できるだろう。同じ鍋料理を食べながらも、家族がそれぞれが違う美味しさを味わったり、食べている途中で味を変えてみながら、その感想を楽しむというスタイルも想像でき、家庭の食卓がより楽しく豊かになるに違いない。

● 自宅で簡単にできる「具だくさんつけだれ」

とはいえ、まずはつけだれにどんな具材を混ぜてみるのが良いのだろうか?アレンジテレビ番組や料理本などで活躍する料理家の青山有紀さんに家庭で手軽に楽しめる「具だくさんつけだれ」のレシピを教えていただいた。

料理家 青山有紀さんおすすめの「具だくさんつけだれ」レシピ。左から「梅おかかぽん酢」「ナッツごまだれ」「とんぶり揚げ玉生姜ぽん酢」
料理家 青山有紀さんおすすめの「具だくさんつけだれ」レシピ。左から「梅おかかぽん酢」「ナッツごまだれ」「とんぶり揚げ玉生姜ぽん酢」

【梅おかかぽん酢】

甘めの梅干しの種を取り包丁で叩き、かつお節と混ぜて市販のぽん酢に入れる。普通の梅干しだと塩分が強くなりすぎるので、はちみつ梅などの甘めのものを選ぶのがポイントだ。梅やかつおの甘みでぽん酢の酸味が和らぎ、ぽん酢が苦手な子どもでもおいしく食べられるだろう。水炊き系のあっさり鍋なら、どんな鍋料理にもよく合うつけだれだ。

【とんぶり揚げ玉生姜ぽん酢】

ぽん酢に とんぶり とおろし生姜を合わせ、食べる直前に揚げ玉を入れる。とんぶり のプチプチした食感と、揚げ玉の香ばしさが楽しめ、揚げ玉の油分のうま味がぽん酢の酸っぱさやをまろやかにする、ユニークなつけだれだ。また、生姜は体を温め消化機能を高める働きがあるので、これからの季節に積極的に取りたい食材のひとつだ。

【ナッツごまだれ】

市販のごまだれに砕いたミックスナッツ、ごま油、コチュジャンを入れた濃厚ごまだれ。すりごまを加えるとさらに濃厚になりる。秋から冬の空気が乾燥するシーズンは、腸も乾燥し便秘がちになるので、ごまやナッツに含まれる上質な油で腸を潤してお通じを正常にし、全身の代謝を高めることが大事だ。

青山さんによると、つけだれは鍋との相性はもちろん、具材とのからみやすさや食感の楽しさや自分でトッピングする楽しさを盛り込めば、子どもにも楽しんでもらえるそうだ。また、市販のたれを使えば手軽に失敗なくできるので、自分なりに工夫してあれこれ試してみてほしいという。


今年の「鍋シーズン」は、"いつもの味"を楽しむ以外にも色々な「具だくさんつけだれ」にチャレンジして、自分だけのオリジナルレシピを見つけてみてはいかがだろうか。家族みんなで色々な組み合わせを試してみて食卓の話題にしたら、きっといつもの食事がもっと楽しくなるに違いない。
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