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「インターバル速歩」と「ヨーグルト」 -- 猛暑続く夏、熱中症予防に効く2つの生活習慣

japan.internet.com 編集部
2011年8月16日 / 14:00
 
厳しい暑さが続いている。気象庁は各地に熱中症への注意を呼びかける「高温注意情報」を発表し、全国各地では連日35度以上の猛暑日や熱帯夜を記録している。また、屋外のイベントなどでの熱中症による救急搬送が連日ニュースで報道されるなど、私たちの生活への影響は日に日に大きくなるばかりだ。

猛暑の季節に最も注意しなければならない熱中症は、スポーツをする人や乳幼児・お年寄りのみならず、外出することが多かったり、節電により高温多湿の場所にいるビジネスパーソンや主婦、子供も十分に注意が必要だ。重度の熱中症は生命をも脅かす恐れがあり、日々の生活習慣の中での熱中症になりにくい身体作りとスポーツドリンクによるこまめな水分補給、衣服や住まいの暑さ対策などは不可欠と言えよう。

それでは、熱中症を予防するための生活習慣とはどのようなものだろうか。熱中症に強い身体を作るためには、身体がもつ体温調節機能を強化するために、5月から6月の猛暑到来前に「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を1日30分間行い、体内の血液量を増加させることが重要だとしている。これは、大気が人間の身体に与える影響を研究する「生気象学会」が5月に発表した『熱中症予防提言』が提言しているものだ。既に猛暑が到来している現在は、猛暑の合間の涼しい日(気温30度未満)に実践するのが良いだろう。

「ややきつい」と感じる運動でお勧めしたいのが、「インターバル速歩」という運動方法だ。インターバル速歩とは「速歩き」と「ゆっくり歩き」を数分ずつ交互に繰り返すウォーキング方法だ。まず、下半身を軽くストレッチしたあとに「ゆっくり歩き」からスタート。のんびりと3分ほど歩いたあとに、大股で大きく腕を振る「速歩き」を無理がない範囲で3分行う。それを交互に繰り返すのだ。スピードは全速力でなく、7割くらい。一緒にいる人と会話が出来る程度で問題ない。このような運動により、体内の血液量が増加し、身体がもつ体温調節機能を強化につながるのだ。

そして、この運動による効果を倍増させるための習慣として、生気象学会の提言ではヨーグルトなど高い糖質とたんぱく質を含む食品の摂取を勧めている。運動の30分以内に摂取するのがポイントだ。ヨーグルトに含まれる糖質とたんぱく質は血液が増えやすい身体を作ることに効果があり、ある調査によると同じ運動をした後にヨーグルトを食べた人と食べなかった人で、増えた血液量に大きな違いがあったという。

このような運動と直後のヨーグルト摂取を1週間で3〜4日行い、それを8週間程度続けると、体内の血液量は200ml から300ml 増加し、それにより身体がもつ体温調節機能が20%から50%も改善するという。「運動」と「ヨーグルト」は、気温の急激な変化や高温多湿の現在のような猛暑に強い身体を作るためのベストな組み合わせなのだ。 
適度な運動とヨーグルトの摂取で熱中症にならない身体を作る
適度な運動とヨーグルトの摂取で熱中症にならない身体を作る

では、血液量の増加がなぜ体温調節機能の改善と熱中症予防につながるのだろうか。

熱中症は、身体がもつ体温調節機能が狂うことが引き金になり発症するものだと言われている。人間の血管と血液は暑さを感じたときに「血液を循環させて熱を外に逃がす」という作用と、「発汗により体内の水分を蒸発させる」という作用をしようとする。水分を逃がすということは、私たちの身体は「脱水」の状態になるのだが、人間は立った姿勢のときに全血液量の70%が心臓よりも下の位置にあり、脱水によって体内の血液量が少しでも減ってしまうと心臓に戻る血液量を維持できず、心臓から送り出される血液量も減少してしまう。

これにより血液による体温調節が十分機能しなくなり、また脳に十分な血液を供給することができなくなり、めまいや失神などの熱中症の症状を発症してしまうのだ。このようなメカニズムを紐解くと、日頃から「運動」と「ヨーグルト」により血液量の増加させることで夏場の猛暑に備えることがいかに重要であるか理解できる。当然、日常生活におけるこまめな水分補給も忘れてはならない。

もちろん、猛暑・炎天下での激しい運動は避けていただきたいが、まだまだ猛暑が続く夏に負けない強い身体を作るために、「インターバル速歩」と「ヨーグルト」による身体作りを実践してみてはいかがだろうか。
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