Business

ビジネス

Samsung が HDD 事業を Seagate へ売却、提携を強化へ

Stuart J. Johnston
2011年4月20日 / 11:30
 
 
メモリ チップおよび LCD パネルを製造する韓国 Samsung Electronics が、売上の落ちているハードディスク ドライブ (HDD) 事業を Seagate Technology へおよそ13億7500万ドルで売却することが明らかになった。

Samsung の HDD 事業は、ネットブックから『iPod』『iPad』に至るまでの幅広い製品で、半導体ドライブ (SSD) の方が回転機構を有するディスクよりも好まれる傾向の強まりを受けて低迷している。

SSD のメモリ価格は値下がりが進んでおり、それに加えて、落下したときに故障する恐れのある駆動部を持たないというメリットを有している。

その結果、近年は HDD の使用が大いに見込まれる消費者向けノートパソコンの売上も落ち込みを見せていた。

今回の売却をめぐる報道を最初に伝えたのは、18日の『The Wall Street Journal』紙だった。

19日午前に両社が発表した声明によると、Samsung は売却額の50%を Seagate の普通株で、50%を現金で受けとる条件で合意に至った。売却手続きの完了後、Samsung は Seagate から6億8750万ドル相当額の普通株を受けとることになる。この額は契約締結前の直近30日間の Seagate 株の出来高加重平均価格 (VWAP) に基づいて算出されており、4520万株の取得は Seagate のおよそ9.6%の経営権を握ることも意味している。また、Samsung は同時に6億8750万ドルを現金で受けとる。売却手続きが完了すると、Samsung は Seagate の取締役会を構成する候補者の指名権を得ることになる。

共同声明では、Seagate が今回の買収と提携を通じて、中国および東南アジアでの顧客層を拡大できるとも述べられている。さらに相互供給協定が結ばれたことで、Seagate は SSD やハイブリッド ドライブ製品向けの NAND 型フラッシュメモリの安定した供給源を確保し、Samsung へのディスクドライブ供給の割合を高めることになる。また両社は、今回の提携によって Seagate における相当の経営権が Samsung に委ねられるようになることも明らかにしている。
【関連記事】
想定外の機器接続で瞬時に HDD データを無効化−東芝が世界初の製品化
ファンコミュニケーションズの業務用ノート PC が紛失
NEC、HDD 3台同時にデータ格納の新ファクトリコンピュータ
米国モバイル市場、OS トップはシェア3割強の Android
「Samsung のキーロガー入り PC」は誤報、セキュリティ ソフトが原因

関連キーワード:
iPad
 
iPod
 
Samsung
 

New Topics

Special Ad

ゆりかごからロケットまで、すべての乗り物をエンジョイ
ゆりかごからロケットまで、すべての乗り物をエンジョイ えん乗り」は、ゆりかごからロケットまで、すべての乗り物をエンジョイする、ニュース、コラム、動画などをお届けします! てんこ盛りをエンジョイするのは こちらから

Hot Topics

IT Job

Interviews / Specials

Popular

Access Ranking

Partner Sites