SIer 大手の SRA 西日本は2010年11月16日、医療機関向けに「診察待ち時間予測システム」を販売する、と発表した。

医療機関で外来患者不満度第1位は“診察待ち時間”だろうが、これはその不満を解消するもの。

中国電力が研究開発および同社付属病院(中電病院)で運用している「待ち時間予測システム」を、SRA 西日本が外販向けにカスタマイズした。

中国電力エネルギア総合研究所では、中国電力の日々の電力需要推移を予測するノウハウを活用、より実態に近い待ち時間を予測している。この予測ロジックおよびシステムは特許中(一部登録済)。

システムは、メインサーバー、制御端末、表示端末の3種類の装置で構成。

メインサーバーでは受付時刻、診察時刻、検査時刻などの過去の実績や、当日の予約状況、診察状況などのデータを取得して予測計算を行う。このシステムでは、電子カルテシステム、医事・会計システムなど、病院既設の医療システムからデータを取得する方式を採用しているが、RFID などの非接触 IC タグカードや装置でもできる、とのことだ。

制御端末は LAN 経由でメインサーバーにアクセスし、診察室情報の登録など、システムを制御する。

表示端末は、診察待合室などに設置された大型ディスプレイで、予測結果を表示する。

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待ち時間の予測方法
 

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患者用表示画面
 

統計処理によるグラフ表示例
統計処理によるグラフ表示例