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今、流行の「多人数同時参加型オンライン RPG」について知っておこう

株式会社ファンサイド
2010年4月12日 / 10:00
 
 
最近、「オンラインゲームは○○○!」といった TV コマーシャルを見ることが多い。

ここ数年でオンラインゲームは急速に流行りだし、電車の中を見回すと「ニンテンドーDS」、「プレイステーションポータブル(PSP)」、携帯電話などを使ったオンラインゲームを媒体として仲間と交流する若者が増えている。

かつては「オンラインゲーム」といえば男性がするもの、なおかつオタクっぽいようなイメージを持たれがちだったが、近年では携帯電話でのオンラインゲームの浸透と相まって男女や年齢に関係なく楽しめる「今風」な遊びに変わりつつある。

そんなオンラインゲームについて、あなたはどれくらい知っているだろうか。

■オンラインゲームの歴史
オンラインゲームは、日本でインターネットが普及し始めた1997年頃、米国から入ってきた。世界初のオンラインゲームは「ウルティマオンライン」というオンライン RPG で、1997年、米国のリチャード・ギャリオット(Richard Garriott)が指揮を執り開発された。

「多人数同時参加型オンライン RPG」では最初の成功例とされ、その後のオンライン RPG に多大な影響を与えたと言われている。その後、日本では1998年に発売されたアクション RPG「ディアブロ」が、一気にオンラインゲームを普及させた。

しかし、この時代のオンラインゲームはマニアな人たちの遊び、という印象が強かった。パソコンやインターネットがそれほど普及しておらず、またどのソフトもアメリカ版だったのも原因と思われる。

2000年代に入り、パソコンと ADSL が一般家庭にも普及し、インターネットが生活の一部となり、ここから、日本でもオンラインゲームの普及が始まった。テレビゲームの名作のオンライン版が発売されるようになり、プレイヤーが徐々に増えていく。しかし、当時パソコンで遊ぶには、必要なスペックが高すぎたため敷居の高いゲームという感覚は否めなかった。

そんな中、誰もが知る名作ゲームがオンラインゲームとして発売された。『ファイナルファンタジーXI』の発売により、これまでは一般的には浸透しきれていなかった「オンラインゲーム」という言葉の知名度が格段に上がることになった。

■オンラインゲームの種類
1. PC 版オンラインゲーム
前述したように、「ウルティマオンライン」から始まるオンラインゲームの元祖。ゲームソフトとして PC で発売されているものと、インターネットで販売しサーバーからダウンロードしてプレイするもの、ゲームサイトにログインしてプレイするものがある。ゲームによるが、月額料金がかかるものもある。

「ウルティマオンライン」「ディアブロ」が出た当時よりも、パソコン本体の性能が上がり、搭載スペックも高くなってきているため、今では身近なものになり、プレイヤーも増えている。代表的な RPG として「リネージュ」「ファイナルファンタジーXI」「モンスターハンター」などが挙げられる。

上記のような、いわゆる「ゲーム」の人気が高くなったことで、オンラインで他のユーザーと仲間になれるという発想から SNS の普及に繋がったとも取れるのではないだろうか。「セカンドライフ」「アメーバピグ」などはオンラインゲームと SNS の間のような存在だが、オンラインゲームがあってこその発展とも言えるだろう。

■家庭用ゲーム機でのオンライン
家庭用ゲーム機では、「プレイステーション3(PS3)」「Xbox360」「Wii」「プレイステーションポータブル(PSP)」「ニンテンドーDS」などでオンラインゲームを楽しむことができる。Wi-Fi の搭載により、異なるメーカーの機器間での相互接続性が保証され、家庭用ゲーム機でのオンラインゲームの利用が一気に広まった。無線 LAN を利用し、例えばアクセスポイント等を経由し、インターネットに接続することができる。

ソフトによって、数メートル以内のプレイヤーとのみ通信ができる場合と、離れたプレイヤーと通信ができる場合の二種類のプレイ方法に分かれる。例えば PSP 版「モンスターハンター」では遠く離れた相手と一緒にゲームを楽しむことができるが、DS 版「ドラゴンクエストシリーズ」では半径数メートル以内にいる他のプレイヤーと通信ができるシステムになっている。

「プレイステーション3(PS3)」「Xbox360」「Wii」では離れた相手とプレイするゲームが多いが、持ち歩くことができる PSP、DS では近くにいる仲間と通信するゲームの方が多く、やはりゲーム機の特長に合わせた開発がされている。

■携帯電話でのオンライン
携帯電話でのオンラインゲームも、もちろん存在する。将棋やオセロなど、交互にアクションを起こすゲームが中心に流行しているが、リアルタイムでゲームを楽しむ RPG も話題を呼んでいる。

ただし、携帯電話の場合、オンラインRPGに参加すると、当然インターネットに繋ぎっ放しの状態になるため、うっかりハマッてしまうとパケット代の支払が数十万にまで及んでしまう「パケ死」が問題になっている。パケ放題にすることが必須だ。

よく知られているゲームとしては「イルーナ戦記」「ラグナロク」などが挙げられるが、携帯オンラインゲームに RPG があることを知らない人も多いようだ。携帯電話でゲームをするタイミングは、主に乗り物に乗っている時や待ち時間などの「暇つぶし」の時間。基本的には短時間で遊べるゲームの利用が多く、パケット代などの考え方もあり、単発ゲームや簡単な交流ゲームの方が知名度は高い。近年は若い女性など RPG に興味がないユーザーも増加していることも原因のひとつだろう。

■オンラインゲームの今後
なぜここまでオンラインゲームは流行することができたのか。わざわざ「多人数同時参加型オンライン RPG」でゲームをしなくても、これまで1人でも RPG を楽しんでいたではないか。プレイヤーによると「オンラインゲームは随時更新されるため、世界が広がっていくことが面白い」「決められたストーリーに添って進むのではなく、自由度があるから楽しめる」という意見があり、なにより「仲間と交流しながらゲームができるから」というのが大きな理由のようだ。ゲームが SNS とは違った交流ツールのひとつとして認識されているということだ。

ただ不便なことがある。異なったゲーム機同士での交流ができないソフトが多いということ。例えばパソコンと PSP ではゲームのサーバーが違っていると、同じステージで遊ぶことができない。誰もが知っている「モンスターハンター」がまさにその状態で、サーバーを統一して欲しいという声も多い。

また、問題となっているのはオンラインゲームの「課金制」。利用するのに月額料金はかからないが、アイテムを購入する際に実際の銀行口座から支払をするシステムになっているゲームがほとんどで、ゲームを進めるためにどんどんアイテムを購入し、気が付けば多額の金額が請求される…という現象が増加している。

しかし、交流ツールのひとつとしては、まだまだ進化してゆく可能性は充分にある。SNS とは一味違う、「一緒に冒険する」という感覚は、人と人との信頼感にも繋がり、現実世界にはない感動を与えられるものでもある。

しかし、意外なことに Mac ではほとんどのオンラインゲームをプレイすることができない。今後は Mac で遊べるオンラインゲームの開発に期待したい。

(執筆:株式会社ファンサイド ライター 上村 江利)

記事提供:ファンサイド
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