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Apple、Psystar への差止命令を裁判所に要請

Andy Patrizio
2009年11月26日 / 12:20
 
 
米国では多くの小売業者が「ブラックフライデー」(感謝祭翌日の金曜日) とホリデーシーズンの商戦に向けた準備に追われている。しかし、『Macintosh』のクローン製品を販売する Psystar の場合、Apple との訴訟の成り行きによっては、その仲間に入れないかもしれない。

Apple は Psystar に決定的な打撃を与えるべく、裁判所に対し、Psystar への終局的差止命令を下すよう求めている。Apple は13日の判決で、自社の主張を認められたばかりだ。

カリフォルニア州北部地区米連邦地方裁判所が下した判決は、Psystar が著作権を侵害し、デジタルミレニアム著作権法 (DMCA) に違反しているとして提訴した Apple の言い分を認めるものだった。この訴訟は、Psystar が「ホワイトボックス パソコン」と呼ばれるノーブランド パソコンに『Mac OS』を搭載して販売したことに端を発している。

連邦地方裁判所の William Alsup 裁判官は、いずれの論点についても Apple に有利な裁定を下した。その中には、Psystar が『Mac OS X』を不正に複製し、それをクローン製品パソコンに搭載して販売、そこから派生的著作物を作成して Apple の著作権を侵害したことが含まれている (ただし、Apple の主張する内容のうち、今回の裁定では保留になっている点も多い)。

「ホワイトボックス ベンダー」とは、パソコンの基本構成部品 (同じものが有名ブランドのパソコンに使用されている場合も多い) を購入し、自社の施設で組み立てているパソコン小売業者を指す。このような業者は米国各地に多数存在し、地域のコミュニティに貢献している。Psystar も Apple に対抗する事業を始める前は、地元マイアミにおけるホワイトボックス ベンダーの1社に過ぎなかった。

Psystar が『Open Computer』シリーズで Mac OS X を搭載したパソコンの出荷を開始したため、Apple は2008年7月、Psystar を提訴した。Psystar はそれに対して、自社のようなクローン製品メーカーに Apple が Mac OS X のライセンスを提供しないのは独占禁止法に違反するとして、Apple への対抗訴訟を起こした。しかし、Psystar 側の提訴は早々に却下されている。
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