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私のおすすめツィート術 〜 何をつぶやけばいいかわからない人から、効率的にツールを使ってツィートしたい人まで

ループス・コミュニケーションズ 代表取締役 斉藤 徹
2009年11月5日 / 11:00
 
 
仕事の関係で、私はわりと早くから Twitter の快進撃に興味を持っていた。特に去年後半、TechCrunch が熱狂的に Twitter 記事を流し出したころからは、何か大きなうねりのようなものさえ感じていた。

そこで Twitter をはじめた。いや実は何度かトライして失敗した。目的志向で、何事も構えてしまう性格の私には、どうしても最初の一歩を踏み出せなかった。

いわゆる“What are you doing?”というヤツだ。

一体、なんのために、しかも誰に、どんなことを書けばいいんだ。Twitter 最初にして最大の壁である。

今ならわかる。Twitter は本当に自由なツールなのだ。もちろん日常のことをつぶやくのもいいし、仲間内での交流に使うのもいい。

例えるならネット上の立食パーティだ。多くの人が集まり、流れにまかせて話し相手が変わる。会話はフリーでオープンだ。興味を持てば隣の会話も聞けるし、入ってもいける。

ただ全然違うのは疲れないこと。僕はパーティが苦手で心底疲れてしまうタイプだが、Twitter なら大丈夫。家でリラックスしながらできるし、嫌なら勝手に去ればいい。ただし自由度が高すぎて、目的意識を持って参加しようとするとはぐらかされた感じになってしまうところがあるのだ。

今回は、そんな Twitter をはじめの一歩でくじけている方、ビジネスに使えないかと野心を持っている方、結構ツィートしてるけど何かツールを使ってもっと効率的にできないかと考えている方々のために、私なりに考えた「おすすめツィート術」を記してみたい。

■どんなツィートを流そうか?
ツィートにはいろいろなタイプがある。ヒトコトその時の気持ちを書く人、さりげない日常を短く新鮮に表現できる人、身の回りの写真にコメントをそえて流す人、商用に近い情報を流している人など実にさまざまだ。

その中で私が考えたのは「ソーシャルメディア」の最新情報をネットで取り込み、自分の目で面白そうな記事だけ取り上げ、コメント入りでツィートすること。これなら特別な文才や情報源がなくても興味を持って読んでもらえるだろう。しかも近いアンテナを張った人たちと Twitter を通じて知り合いになれる。

しかし、問題はいかに効率的にツィートするかだ。仕事をしながら、電車に乗りながら、ベッドで寝ぼけながら空気のようにツィートできないか?そんな気持ちを原点にいろいろ試行錯誤してまとまってきたのが、これから紹介する3つのステップだ。

■まず最新のニュース情報を入手するために
ここから先、初心者の方には少し難しい手順となるので、図解しながらできるだけわかりやすく進めていきたい。

その前に、Google アカウントと Twitter アカウントを持っていることが前提なので、もしお持ちでなければこの段階でつくっておこう。

まず最新の情報を入手するには、自分が興味を持っている分野のニュースやブログをかたっぱしから RSS リーダーに登録することからはじめる。特になければ、はてなブックマークで関連分野の人気記事を RSS で入手し、さらにその先のニュースないしブログも登録してしまおう。

慣れてきたら、そこからさらに先の海外サイトまで。そこまでいけばかなりの情報通だ。Yahoo! や livedoor、Google のようにニュースを集約しているサイトも同様にチェックしたい。

RSS リーダーは Goolge Reader を使う。それができたら次のステップへ。

■Google Reader で「メモ付き共有」
さて、いろいろなページを Reader に登録すると、次から次へと新着情報が届くようになる。その中で何か一つ「これは」と思ったニュースを探そう。見つかったら記事の下にある「メモで共有」をクリック。そこに独自のメモを書き込む。メモはごくシンプルなヒトコト感想が良いだろう。

「メモで共有」したら、左のサイドバーの「コンテンツ」の下にある「共有アイテム」をクリックする。見あたらない人は「すべてのアイテム」の中に畳み込まれているので「+」をクリックしてバーを広げればその中に入っている。

すると、今登録した「メモで共有」したニュースが閲覧できるはずだ。続いてこの画面で右側上部の次のような表示を見つけよう。

・ [共有設定] でその他の簡単な共有方法をご覧ください。

見つかったらこの「共有設定」をクリック。さてこの画面で次の図にある2点をチェックしておこう。

「Google Reader」 共有設定画面
「Google Reader」 共有設定画面
*クリックして拡大

ここで下のカスタム URL が表示されていない方は、Google Profile を設定する必要があるので次のステップを踏もう。2クリックするだけの簡単設定だ。

「Google Reader」から「Google Profile」へ
「Google Reader」から「Google Profile」へ
*クリックして拡大

この通り、クリックすると共有ファイルのページに飛び、さきほど「メモで共有」したページが出てくるはずだ。これで誰からでもアクセスできるあなたの共有ファイルページが作られた。このページの URL を見ると次のようになっているはずだ。

http://www.google.com/reader/shared/XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

この XXX の部分の数字が大切なのでコピーしておく。

これで前準備は万端だ。

■Google Reader と Twitter をつなぐ
ここでの設定の目的は「メモ付き共有」を自動的に Twitter に流すこと。そのためには Reader2Twitter というツールを使う。

詳しい方のために私が Reader2Twitter を選定した理由を。同様の機能を実現できるツールは、このほかに Friendfeed や Twitterfeed がある。Friendfeed の課題点はメモ(コメント)をつけられない事だ。また Twitterfeed はプリフィックス、サフィックスを Tweet に付与できるのだが、配信の挙動が不安定で共有してから Tweet されるタイムラグも長い。ただいずれのツールも現時点では稀に共有アイテムが流れないことがあるようだ。

まず最初に Reader2Twitter にアクセスしてみよう。 そこで、このトップページの「sign in with Twitter」をクリック。まずあなたの Twitter アカウントと接続しよう。接続されると次の図のような設定画面があらわれる。

「Reader2Twitter」 設定画面
「Reader2Twitter」 設定画面
*クリックして拡大

入力するのは2か所だけ。Google Reader でチェックした数字をこの画面で入力し、Twitter に流れる情報のフォーマットを設定する。終わったら最後に submit ボタンをクリック。ボタンの下に “It's OK now. Wish you can share this tool in greader:)”と表示されたらすべて設定終了だ。

■実際に試してみよう
では、ここで Google Reader に戻り、もう一度興味深い記事を探して「メモで共有」してみる。今度「メモで共有」したものは実際に Twitter に自動的に流れるのでいい記事を選んでみよう。もし不本意な記事が流れてもあわてる必要はない。Twitter に行ってそのツィートを削除すればよいだけだ。

どうですか?ちゃんとツィートされましたか?

Reader2Twitter は無料サービスであり、他のサービスのそうだが挙動が不安定なときがある。もしうまくいかないときには少し時間をおいて再度トライしてみよう。きっとうまく機能するはずだ。

■さらにアドバンスなオプションを
私は次のようなアドバンスな設定をして、iPhone から投稿したり、Facebook とつなげたりしている。時間のある方は難しくないので自らトライしてみよう。

1.iPhone をお持ちの方は Google Reader と同期する Byline がおすすめ。「メモつき共有」が簡単にできるので移動中にツィートできるようになる。

2.その他、Facebook や Friendfeed なども結合すると、Google Reader を基点として多様なソーシャルメディアに一斉配信することができる。

また携帯からの投稿は不要で Firefox を利用している方。もしお時間あれば「feedly」という素晴らしい Google Reader アドオンを使っても同様のことができるのでお試しあれ。

■最後に
ベストなツィートは結局それぞれの個性にあわせたものなので、このような情報配信を核にしながら、実際には対話したり、今の気持ちをコメントしたり、オリジナルスタイルを身につけていけばよいと思う。

ただツィートに柱ができると、わりと自然に“What are you doing”を流せたり、@で話しかけたり、友人や会社の仲間も誘いやすくなる。ここがまた大きなポイントだ。フォロー関係にある人が増えるとツィッターは一気に楽しくなってくるからだ。

最後にこのツィート術のメリットをいくつかまとめておこう。

1.ツィートがとにかく楽。その割に興味深い内容になりやすくフォローしてくれる人が増えてくる。

2.いつの間にかその分野の情報にやたらと詳しくなっている自分に気がつく。特に海外サイトから情報をとりはじめたらスペシャリストだ。

3.社内でヤツの情報感度は凄いと噂になりはじめる。そうなるとツィートしていても仕事をしているように見えてくるので都合が良い。

4.ツィートはフロー情報だが、大切な情報は Google Reader に半永久的にストックされていつでも検索などで取り出せるのがうれしい。

5.自分と似た業種、同じ興味、同じアンテナの人々と広く知り合いになれる。実はこれが最高のメリットだ。

この仕組みは会社でも有用だ。Google Reader の情報を社内やタスクチームで共有をしながら、同時にソーシャルメディアで外部にアピールしていくという高度な技が可能になる。その詳細についてはこの記事が好評だったら続編でご紹介したい。

この記事に興味を持った方はぜひ私の Twitter アカウント toru_saito でどんな感じにツィートしているかチェックください。ついでにフォローいただけるととてもうれしいです。

執筆:株式会社ループス・コミュニケーションズ 代表取締役 斉藤 徹
監修:株式会社ワールド・カフェ 代表取締役 笠原 造
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