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Palm と Apple の争いで業界団体が Apple を支持

Michelle Megna
2009年9月24日 / 12:40
 
 
Apple との間で続いている争いで、Palm がとった戦略は裏目に出たようだ。

スマートフォン『Palm Pre』を開発した Palm は、Apple 製のソフトウェア『iTunes』と同期する機能を Pre に実装したが、この機能を Apple が妨害したことから、Palm は対抗戦略を続けてきた。そして同社は先だって、主要なハードウェア標準団体の1つ USB Implementers Forum (USB-IF) に対し、Apple の対応について異議申し立てを行なった。Palm の申し立てによれば、USB-IF のメンバーである Apple の姿勢は、不公正な方法で競争を妨げるものだという。

しかし今回 USB-IF は両社宛ての書簡で、Apple が同団体の規約を侵害していないとの判断を示した。

そればかりか、USB-IF は Palm の音楽同期手法の全体を問題視した。具体的には、Apple の『iPod』用に USB-IF が割り当てたベンダー ID (VID) 番号を意図的に流用している点だ。これにより、Pre は実質的に Apple のデバイスになりすますことが可能となる。

USB-IF によれば、Palm が Apple の VID を使うことは USB-IF 会員規約の「潜在的侵害」にあたる行為だという。

USB-IF は書簡のなかで、「(USB-IF の) 方針の下では、Palm は同社の利用分として割り当てられた単一の VID のみを使用できる」と述べ、さらに次のように記している。「他社の VID 利用は明確に排除されている。Palm が示した Apple の VID を使用する意図は、本状に添付した当団体の方針を侵害しているように見受けられる」

これは、Palm が待ち望んでいた反応ではないだろう。同社がもともと USB-IF に申し立てていたのは、Apple が「USB デバイス間の相互運用性推進を目的とし、デバイス間でやり取りされるコンテンツを制限する目的ではない (中略) USB-IF 会員規約の精神」に反するという訴えだった。

しかしその訴えに対する返答として、USB-IF は Palm の主張に異を唱え、Apple が自社用の VID を使って同期対象を自社製デバイスに限定することについて、規約に抵触しないとの判断を示した。
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