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VMware、Microsoft のサーバー仮想化検証プログラムに参加

Richard Adhikari
2008年8月21日 / 11:20
 
 
「国家に友人なし。あるのは国益のみ」このよく知られた格言は、ビジネスの世界にも当てはまるようだ。仮想化ソフトウェア最大手 VMware が、最大のライバル Microsoft により立ち上げられた、サードパーティ サーバー仮想化検証プログラム『Server Virtualization Validation Program』(SVVP) に参加したことが明らかになった。

取材に対し、VMware の世界業務担当エグゼクティブ バイスプレジデントを務める Carl Eschenbach 氏は、Eメールで次のような回答を示した。「VMware は SVVP の一員となることを誇りに思う。当社は、仮想化環境での作業において顧客が必要とする柔軟性と利益を提供できるよう、SVVP プログラムの下で『VMware ESX』の検証を完全なものにするため、Microsoft と緊密に連携していきたいと考えている」

ESX は VMware が提供するハイパーバイザ製品の1つだ。SVVP で検証することによって、同製品の顧客にも Microsoft が19日に発表した新しいライセンス ポリシーが適用される。このポリシーによると、Microsoft は31のサーバー アプリケーションに対するテクニカル サポートを更新し、同社のハイパーバイザ製品および「その他、サードパーティによる検証済み仮想化プラットフォームのすべて」において、これらのアプリケーションの配備に関するサポートを提供するという。

6月時点における SVVP への最初の参加企業は、Cisco Systems、Citrix Systems、Novell、Sun Microsystems、Virtual Iron の各社だった。Microsoft の広報担当者は VMware の参加について明言を避け、「VMware の参加に関する質問は (VMware の広報マネージャに) 問い合わせて頂きたい」とだけ回答した。

VMware と Microsoft は、急成長を続ける仮想化市場において、しのぎを削る戦いを繰り広げている。Microsoft は6月末に、予定よりも早くハイパーバイザ ベースの仮想化技術『Windows Server 2008 Hyper-V』をリリースした。また、VMware の CEO を務めていた Diane Greene 氏が突然退任し、EMC 幹部で元 Microsoft の取締役だった Paul Maritz 氏が新 CEO に就任した交代劇は、Microsoft の動きを受け、VMware の親会社である EMC が圧力をかけたものと見られている。

VMware の CFO (最高財務責任者) Mark Peek 氏は、7月に行なわれた第2四半期決算に関する電話会見の中で、Microsoft の業界参入は VMware の決算に悪影響を及ぼすことになると認めている。
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