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CRB の楽曲使用料値上げに反対して事業者らが差し止めを請求

Roy Mark
2007年5月31日 / 11:40
 
 
インターネット放送事業者らは30日、インターネットラジオにおける楽曲使用料を3倍に値上げするという米国著作権料委員会 (CRB) の決定を差し止めるため、裁判所に訴えた。裁判所または議会の介入がなければ、新料率は7月15日から有効になる。

事業者らによると、新しい著作権料率が適用されれば多くのインターネットラジオ局は、規模の大小を問わず事業の継続が不可能になるという。

コロンビア特別区巡回控訴裁判所に提出した書面の中で、米国デジタルメディア協会 (DiMA)、公共ラジオ放送局の National Public Radio (NPR)、および小規模な営利インターネット放送事業者の業界団体は、CRB の決定に対抗して法的手段に訴えると述べている。関係筋によると、31日の朝にはこれらの団体が、新料率適用を停止する緊急差し止め命令を裁判所に求めるという。

DiMA のエグゼクティブディレクタ Jonathan Potter 氏は、声明の中で次のように述べている。「最終的には裁判所がわれわれに有利な判定を下し、CRB の決定を覆すものと期待しているが、差し止め命令が認められなければ、新料率が適用される7月15日には多くのインターネット放送事業者が放送を停止することになる。われわれの訴えが法的手続きに従って進行する間、差し止め命令を認めて業界の不必要な崩壊を防ぐよう裁判所にお願いする」

CRB は3月、1年以上にわたる協議を経て、インターネットラジオにおける楽曲使用料の値上げを決定した。1曲あたりの使用料は、2006年の分に関しては0.0008ドルだが、年を追うごとに上がっていき、2007年は0.0011ドル、2008年は0.0014ドル、2009年は0.0018ドル、2010年には0.0019ドルとなる。現在、多くのインターネット放送事業者は1ストリームあたり0.0012ドルの楽曲使用料を支払っている。

新料率によって楽曲使用料は、大手事業者で3倍、小規模な事業者にとっては12倍にもなる。

「インターネットラジオ事業が7月15日をもって停止すれば、事業者や消費者、アーティストは取り返しのつかない損害を被ることになる。したがって、裁判所が CRB の決定を精査する必要のあることは明白で、われわれは CRB の決定がインターネットを沈黙させてしまわないうちにこの訴えを審査するよう巡回控訴裁判所に求めた」と Potter 氏は語った。
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