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Novell が Microsoft の『ODF』サポートを支援

Sean Michael Kerner
2006年12月5日 / 12:40
 
 
Microsoft (NASDAQ:MSFT) が、オープンなビジネス文書形式『OpenDocument Format』(ODF) との相互運用性の確立に取り組んでいることは、特に秘密でもなければ驚くことでもない。同社は少なくとも7月から取り組みを始めている。

相互運用性は、11月に Microsoft と Novell (NASDAQ:NOVL) が発表した提携においても重要な位置を占めている。この提携の一環として、Novell は4日、ODF とMicrosoft のビジネス文書形式『Office Open XML』との間に相互運用性をもたらす取り組みを支援し、オープンソースの生産性スイート『OpenOffice.org』(OOo) の自社版で Open XML をサポートすると発表した。

ODF は、OOo の XML ファイル形式をベースに、標準化団体 OASIS が標準化した仕様で、OOo のデフォルトのファイル形式となっている。一方、Open XML は、Microsoft が『2007 Microsoft Office system』(Office 2007) 向けに開発した新しいファイル形式だ。

Microsoft は、各国政府機関からの要求に応えるため、ODF 形式と Open XML 形式との間を橋渡しするオープンソース ソフトウェア開発プロジェクト、『Open XML Translator』を7月に立ち上げた

Novell で Linux/オープン プラットフォーム向けソリューション担当マーケティング ディレクタを務める Justin Steinman 氏によると、Novell はすでに自社の持つノウハウを同プロジェクトに提供しているという。

「当社は Sun に次いで OOo への貢献度が高く、当社が OOo に関して技術レベルで提供した支援の一部を、Microsoft は率直に必要としていた」と Steinman 氏は取材に対して語った。

Novell はまた、自社の『SUSE Linux Enterprise Desktop』(SLED) に同梱している OOo の全エディションを、Open XML Translator プロジェクトに提供するという。

ユーザーは、次期バージョンの SLED 11 まで待たなくとも、Open XML 形式のファイルを扱えるようになる。Novell は、現行の SLED 10 に対する更新プログラムを2007年初めに発表し、その中で Open XML への変換用プラグインを提供する予定だ。Novell の『openSUSE』ディストリビューションのユーザーも、同時期にプラグインのダウンロードとインストールが可能になる。

ただし、ODF 形式から Open XML 形式への変換プラグインが、他の Linux ディストリビューションや、OOo プロジェクト自体で提供されるかどうかはまだ不明だ。
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