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グリー 田中良和氏:未知の領域に踏み込むこと

japan.internet.com 編集部
2005年6月13日 / 15:10
 
 
2004年12月にグリー株式会社を設立した 田中良和氏。設立時から今に至って考えるのは「いいサービスをつくるにはいい会社が必要」ということ。

同社が運営する SNS「GREE」はそもそも、仕組みがあるところでユーザーが楽しむものである。「何らかの仕組みを作るのが好き」という同氏は現在、「『GREE という仕組み』を作る人たちを作る仕組みを作る」ことに喜びを見出す。

「僕は インターネットのサービスを使うのが好きだし作るのも好きなので、単純に仕事として儲かるからとか『だけ』ではなく、インターネットのサービスを作るのが楽しいからやってるってみんなに思ってもらえる会社にしたいですね。僕も趣味でサイトをいくつか作るような、そういうタイプだったんで(笑)」。

そして、どんなことにもやってみて初めてわかる目線や考え方がある。それが起業なら、得られるものの価値は計り知れない。

「価値って基本的に希少性だと思うんですよ。もちろん、誰も求めてない希少性を考えてもしょうがないんですけど(笑)。100人が求めているけど2人しか持ってないっていうものが価値だと思うんで、やっぱり自分でサービス作ってそれを大きくしていけること、それは多くの人が体験していることじゃないので、自分なりの財産です」。

常に新しいことに挑戦し、切り開いていく感覚、向上心を抱えながら進んできた。起業することで自分の中に変化はあっただろうか。

「会社を作った、作らないだけではなく、僕は今の現状を維持することにものすごい危険性を感じるんですね。プレッシャーが存在していない状況は、横ばいで進んでるようでも実際は右下がりなんです。そういう意味では、今は一歩一歩また未知の領域に踏み込んでいる感じが自分としては正解の経験則に乗ってるなと」。

「とにかく未知なるものに挑戦してみる。わからないことには可能性がありますから、その可能性に挑戦して、成功しても失敗しても何かを得る。そんな考えでとにかく前に進むっていう気持ちが今確かめられていますね」。

今後のインターネットビジネスについても、「起業家にとってはまだまだチャンスがある」という。

「インターネットに限ったことじゃないんですけど、その時代ごとにアツいビジネスってあると思うんですよ。そんなアツい磁力があるとこには優秀な人が集まってくるし、お金も集まってくるので、その磁力があるところに自分も行くのが大事だと思うんですよね。やっぱりみんながやる気あるだろうし、みんなが競争してるし、みんなが頑張っていると自分も頑張るし、人からも学べる」。

そして、最後にこう付け加える。

「非常に逆説的なんですけど、自分で今すぐ起業した方がいいって思うことも一つだし、もしそうでないならばベンチャーに入ってみるのもいいと思うんですよ。僕自身もそうでしたし。今、GREE は人員募集中です(笑)。僕も楽天が50人くらいの時期に入ったんですけど、逆にベンチャーを経験してから、そこでロールモデルを学びベンチャーを始めるのもとてもいいことだと思いますよ」。

グリー株式会社 代表取締役社長
田中良和氏



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