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Lexar の技術盗用訴訟で東芝に3億8000万ドルの損害賠償命令

Clint Boulton
2005年3月25日 / 00:00
 
 
Lexar Media (NASDAQ:LEXR) が、フラッシュメモリ技術の盗用で東芝を訴えていた裁判で、カリフォルニア州サンタクララ郡にある同州高等裁判所の陪審は23日、東芝に3億8000万ドルあまりの損害賠償支払いを命ずる評決を下した。

Lexar と競合する東芝が、同社のフラッシュメモリ技術に関する企業秘密を盗み、同じく Lexar と競合する SanDisk (NASDAQ:SNDK) と情報を共有していたと、陪審は判断した。

同高裁はまた、東芝が故意に Lexar に損害を与えたか否かに関しても、24日に審理を行なったが、陪審はこれについても東芝を有罪と判断し、新たに8400万ドルの懲罰的損害賠償の支払いを同社に命ずる評決を下している。Lexar は今後さらに、同社技術を組み込んだ東芝の一部フラッシュチップおよびカード製品について、米国内での販売差し止めを裁判所に求める意向だ。

調査会社 Gartner のアナリスト Joe Unsworth 氏は、今回の陪審評決がフラッシュメモリ市場に大きな影響を及ぼすと予測する。フラッシュメモリは、ブロック単位でデータの消去と書き込みができる半導体ストレージ技術で、携帯電話やデジタルカメラに使用されている。

Unsworth 氏は、東芝が今回の評決を不服として控訴すると見ているが、今後さらに東芝に対して米国内での製品販売差し止め命令が下れば、市場にとって大きな損害となる可能性を指摘した。

「東芝はフラッシュメモリ製品の多くをカードの形で米国に出荷しており、SanDisk も一部のフラッシュメモリを東芝から調達している」と Unsworth 氏は話す。

控訴の可能性はさておき、今回認められた賠償金が、業績不振にあえぐ Lexar にとって大きな臨時収入になるのは事実だ。Lexar は目下、数十億ドル規模に達するフラッシュメモリ市場において、Samsung、東芝、SanDisk をはじめとする競合各社を相手に苦戦を強いられている。

「Lexar はここ数四半期にわたりずっと財務面で重大な問題を抱えており、当座の現金にはかなり事欠いている状況にある。(およそ) 3億8100万ドルという巨額の賠償金を認めた23日の陪審評決は、Lexar にとって重要なものだ」と Unsworth 氏は述べた。
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