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あなたも「インターネット依存症」かも?

三宅朝広
2003年12月2日 / 00:00
 
 
インターネット依存症や携帯電話依存症という言葉を聞いたことがあるだろうか?
近年急速にインターネットや携帯電話などの便利な通信手段が普及するに伴い、急速に広まりつつある症状である。
とはいえ、一般の人は「依存症だとは言っても僕には関係ない」だとか「大したことはない」との認識をもっている人がほとんどだ。本当にそうなのだろうか?

インターネット依存症や携帯電話依存症は最近発生した症状なので、世の中に多くの研究成果がないため、一般的な依存症の代表例としてアルコール依存症から考えてみたい。

アルコール依存症は一般的に聞いたことがあると思う。
普通の酒好きとアルコール依存症を区別する点は、お酒を飲む量を調整することができない酒量のコントロール障害と、お酒を飲む間隔があいてしまうと禁断症状が出るという2点である。
これを元にインターネット依存症を定義すると、インターネットに接続されているもしくはいつでも接続できる状態にないと不安になり、しばらくインターネットに接続しないといらいらしてしまう状態ということになる。

また携帯電話依存症を定義すると、携帯電話をいつも持ち歩いていないと不安になり、しばらく携帯電話を使っていないといらいらしてしまう状態ということになる。

japan.internet.comの調査「携帯電話やメールの普及で日本人のワーカーホリック度も進化 」に見られるように、主な連絡手段が「電子メール」と答えたユーザーのうち94%(47人)がお正月やお盆その他の休暇中にもメールをチェックしており、「携帯電話」と答えたユーザーも、 89%(92人)が仕事に使っている携帯電話を持ち歩いている。

既に韓国では「インターネット中毒者が急増、チャットが原因で離婚も」にあるとおり、2001年9月時点で韓国のインターネット人口2,412万人のうちの738万人が、インターネット中毒症状にかかっていると見られている

またアメリカの調査でも「米国ビジネスマンは Eメール中毒」「職場での Web 中毒が増加中 」という報告もあり、業界専門家は、インターネット中毒が生産性の落とし穴になりうると警告している。

これらのことから言えることは、本人にあまり自覚症状がないが日本においても確実に「インターネット依存症」は広まりつつあるということだ。

一部には日本最大級の EAP プロバイダーであるピースマインド社のカウンセリングサービスをユーザーに対して提供しようという動きはでているものの、ほとんどのインターネットや携帯電話をプラットフォームとするサービスプロバイダーやキャリアは何ら対策をこうじていないのが現状だ。

米国でたばこ会社が訴訟により多くの賠償金を払わされているように、このままこの状態を放置しつづけると社会的責任は免れないだろう。

「インターネット依存度チェック」「携帯依存度チェック」等を使ってあなたも一度自分のインターネット依存度をチェックしてみてはどうだろうか?
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