うわあ―株価と連動する恋愛ゲーム「IRoid」、日経グループが開発
カブ主様…?

以前からゲーム好きのあいだを震撼させていた株価と連動する恋愛シミュレーションゲーム(SLG)「IRoid 恋の有効フロンティア」が公開になった。開発したのは日本経済新聞社のグループ企業であるQUICK。

QUICKは経済、金融関連の情報をいちはやく市場関係者などに配信する企業として40年以上の歴史がある。

だが近年、同社に少しずつ異変がきざしていた。2014年には美少女キャラクターが上場企業の株価や財務情報を発信する「IRroid」というWebサイトを立ち上げ、2015年には関連する恋愛SLGを開発すると宣言。人々を驚愕させた。

今回、実際に始まった「IRoid 恋の有効フロンティア」では、NTT、キリンホールディングス、旭硝子、帝人、コロプラなど、約30社をそれそれ象徴するような美少女キャラクターが登場。そのうちお気に入りの5人に自分の資産を配分して仮想の投資を始める流れになっている。

PVも、あるんですね(シャフト制作)

美少女との信頼関係を築きながら、資産を増やしていき、親密になると物語が進行していくようになっている。ちなみに実際の株価と連動しており、ゲーム中で稼いだ利益でIRroidへのプレゼントを購入できたり、投資の成績に応じてランキングに載ったりする。

昔から学生などが、株式の模擬売買(バーチャルトレード)をして経済の動きや社会の仕組みを覚えるという勉強方法はあったが、その美少女版というところだろうか。

果たして、QUICKがどこへ向かおうとしているのか、興味とともに一抹の不安を抱かせる内容である。